【おうち知育のヒント】その他

『間違い探し』で「情報処理能力」と「表現力」を高める

2つの絵を見くらべて違うところを見つける「まちがいさがし」や、たくさんの絵の中からあるものを見つける、または1つだけ違うものを見つける「絵さがし」は、細かな違いに気づく注意力や観察力、ねばり強く探し続ける集中力などが養われる取組です。

 

「まちがいさがし」や「絵さがし」でなかなか探すものが見つからない時、ついつい絵の端のほうから順番に、描いてあるものを1つずつ目で追うように探してしまいがちだと思います。しかし、このような“寄り”の視点では、なかなか見つけられないことも多いのです。

絵の中の1つ1つの要素を見較べていくよりも、絵全体を視野に入れて眺めるように見較べる“引き”の視点で絵全体を俯瞰して見ると、意外にもぱっと探していたものが目に入ってくる、ということがよくあります。

何かを集中して見ようとするとき、自然と顔がそこにぐっと寄ってしまっていることが日常生活の中でもあると思います。そんな時、意識的に”引いて“見ることで見えてくるものもあるのです。

この“引き”の視点で全体を俯瞰して見る(全体を視野に入れて見る)見方は、一度にたくさんの情報を視覚で捉えることが出来るため、この見方が身につくと情報処理能力が高まるともいわれています。

 

また、「まちがいさがし」をする時にひとつ意識していただきたいことがあります。
まちがいを見つけた時に、”どこが、どうちがうのか”を説明させるようにしてみてください。
その際に、「ここ」とか「これ」と指さしたり、単語で伝えるのではなく、

「こっちはりんご、こっちはみかん」

「こっちはリンゴが2つあるのに、こっちは1つしかない」

「こっちの絵とこっちの絵では、男の子と女の子が右と左逆になっている」

等々・・・お子さんの年齢や発達段階によって可能な表現は変わってきますが、できるかぎり詳しく、文章の形で表現させるように意識してみましょう。

お子さんがうまく言えなかった場合も、

「そうだね、こっちの絵ではイヌさんがニコニコ笑ってるのに、こっちの絵では怒った顔をしているね。だから、ここが違うところだね。」

などと、言ってきかせてあげてください。

「頭で分かっていること」と「それを人に伝えられること」は、イコールではありません。
分かっていても、うまく伝えられないことはたくさんあります。

 

自分の考えや言いたいことを的確に伝える能力=表現力を高めるには、普段から指示語や単語のみで話すのではなく、ちゃんと文章のかたちにして話すよう意識することが大切です。
知育の取組ではもちろん日常生活でも、会話の中でうまく質問をして引き出してあげる等の働きかけを意識してみると良いですね。

>3・4歳 はじめての おけいこノート(2) まちがいさがし

>パズルでまなぼう!まちがいさがし 5・6・7歳子どもの力をぐんぐん伸びる! / 市川希 【本】

>5・6・7歳パズルでおけいこ 2 まちがいさがし / 近野十志夫 【全集・双書】


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