アンソニーペーター社「くまのひもとおし」2歳児さんにおすすめの知育遊び5つ

アンソニーペーター社の「くまのひもとおし」は、赤・青・黄・緑・白の5色のかわいいくまさんにひもを通してあそぶ、ひもとおしの定番のおもちゃ。

穴にひもをとおして遊ぶことで巧緻性をやしなうだけでなく、色・数などの要素を取り入れた知育あそびの教材としても活用できます。


くまのひもとおし

このアンソニーペーター社「くまのひもとおし」を使った、2歳児さんにピッタリの遊び方を5つ、ご紹介します。

スポンサーリンク

2歳児さんにピッタリ!「くまのひもとおし」の遊び方5つ

 

①ひもを通して遊ぶ

最初は、好きなようにひたすら穴にひもを通して遊びましょう。
慣れてきたら、ひもで”たてせん”や”よこせん”、”ばってん”など、模様を作ってみましょう。
ひもを通す遊びをとおして指先の器用さをやしない、脳を活性化します。

DSC_0630

DSC_0629

②色のマッチング

DSC_0626

5色1組を2セット用意します(穴の数が同じ物)。
1組を子どもに渡し、もう1組のほうを1枚ずつ見せて「これと同じ、赤いくまさんはどれ?」等、同じ色のくまを選ばせます。
上手に出来るようなら10枚全部を子どもに渡して、同じ色どうし5組のペアを作らせます。

色を見て「おなじ」を認識すること、また、たくさんある選択肢の中から同じものを見つけることで注意力や観察力をやしなうのが目的です。

③数のマッチング

DSC_0628

同じ色で、穴の数1~5までの5枚1組を、2セット用意します。
1組を子どもに渡し、「これと同じで、穴が2つ空いているのはどれ?」と、穴の数が同じくまを選ばせます。

「数」がわからなくても、穴の並び(見た目)で同じものを探すことはできます。
同じくまが見つけられたら、「どっちもおなじ”2”だね」と、数の理解に結び付けていきましょう。

④順番にならべよう

DSC_0627

同じ色のくまを、穴の数が1から5まで順番になるように並べさせます。
むずかしいようなら、見本として順番に並べてあげ、その下に同じ穴の数のくまを置かせましょう。
穴の数が、だんだん増えていっているのがわかるかな?

⑤仲間わけをしよう

DSC_0632

穴の数1~5×各5色の計25枚を用意します。
全部をバラバラにしておき、おなじ「なかま」どうしで仲間わけをしてみましょう。
「色」別で分けたなら、今度はちがう分け方で分けられるかな?

一度「色で分ければいいな」と思ってしまうと、なかなか他の分類基準が思いつかないことが多いです。
1つの思考に入ってしまうと、そこから抜け出すのはとっても難しくなります。
1つの考え方や物の見方にとらわれると別の見方が出来なくなってしまう傾向が、子どもにはあるのです。

”なかまわけ”をする時の分類基準を、ひとつだけでなくいくつも考えることにより、ひとつの見方に固執せず、視点を変えて、ものをいろんな観点から見ることが出来る柔軟性につなげていきます。

最後に

ひもを通すことで指先の巧緻性をなしなうだけでなく、色や数などの基礎概念を身につけるのにも使えるアンソニーペーター社「くまのひもとおし」。
ぜひ、さまざまな遊び方を工夫してみてくださいね!

※関連記事>>>

『動物のひもとおし』~”縫いさし”的ひもとおしのおもちゃ

巧緻性を高める「ひもとおし」は、“系列”も意識して

◆こちらの記事もよく読まれています>>>

2歳児さんのドリル・プリント学習って意味あるの!? 目的とメリットは?

おうちで知育

小さなお子さんの親御さんで「何歳くらいからドリル・プリント学習をさせたらいいの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います…