『ヘキサカス』は、大きさの違う六角形のピースを重ねたり、はめたりしていろいろな形を作るおもちゃ。
教室では待合室で自由に遊べるように置いているのですが、2歳児さんから年長さんまで幅広い年齢の子どもたちが夢中になって遊んでいる人気のおもちゃです。
ポピュラープレイシングス (POPULAR PLAYTHINGS) ヘキサカス 12ピース PPT19000
『ヘキサカス』おすすめのポイントとは
171種類のパターンが掲載されているアイデアブック付き
『ヘキサカス』は、もちろん自由に積み重ねたりはめ込んだりして好きな形を作って遊ぶこともできるのですが・・・
付属のアイデアブックには171種類ものパターンが掲載されていて、
※使い倒していてボロボロですが・・・
このように、床(机)に置いて作る平面的なものから、
立体的でものすごくバランス感覚が必要なもの、
さらに奥行きがあり空間認知能力が求められる難易度の高いものまで・・・
アイデアブックに掲載されているお手本の難易度レベルが幅広いので、どの年齢の子でも見本と同じ形を作って遊ぶことが出来るのです。
たくさんの見本の中から自分の好きなかたち・面白いかたちを選んで作るので、できるまでやる!」という達成意欲がすごい!
バランス感覚が必要なもの等、作っている途中で倒れてしまった時の「ガッシャーン」という音が教室に響き渡ります。
でも、その分出来上がった時の達成感はすごいものがあって、かならず皆「見て見て!」と私やお母さまを呼びに来ます。
それだけ、夢中にさせるものがあるおもちゃなのですね。
遊びながら自然に「大小の比較」や「大きさの系列化」が学べる
『ヘキサカス』を最後におかたづけする時には、下の写真のような状態に積んで箱に入れるのですが・・・
一見簡単そうなこの形が、以外とすんなりできないことも多いのです。
しかも、しょっちゅう遊んでは片づけているハズなのに・・・
全部のピースをこの状態に積み上げるには、まず、いちばん大きいピース(青)の穴がぴったり埋まるよう、ちょうどいい大きさのピースをはめて、次に、残ったピースの中でいちばん大きいもの(水色)を上に乗せ、さっきと同様、穴にぴったりのピースをはめ・・・
その手順をくりかえしていくと、この状態ですべてのピースが収まります。
つまり、自然に「この穴にぴったりの大きさはどれ?」や、「この中でいちばん大きいのはどれ?」などと、”大小の比較”や”大きさの系列化(大きさの順に並べる)”を、遊びの中で毎回行っていることになるわけですね。
最後に
『ヘキサカス』は、見本を見ながら作って遊ぶ場合はもちろん、自由に好きな形を作って遊ぶ時も、気づかないうちに大小の比較の概念や空間認知能力、バランス感覚をやしなってくれるおもちゃ。
とにかくカラフルでキレイなので色彩感覚も養われそうですし、自由に好きな形を作って遊べば創造力も高められそう。
さすが、2013年のグッド・トイに選ばれた優秀なおもちゃです!

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