アーテックくまさん絵合わせパズルは216通りの組み合わせが楽しめる!

アーテック社の『くまさん絵合わせパズル』は、コンパクトで持ち運びにも便利そうな木製パズル。

見た目にもとっても可愛いのですが、それだけでなく、2歳児さん位のお子さんのいろんな力をやしなってくれる知育玩具なのです。

 


くまさん絵合わせパズル

手のひらサイズの小さなケースのふたがそのままパズルの枠になっていて、ケースの中にはクマさんのお顔・上半身・下半身がそれぞれ6種類、ぎっしり入っています。
これらをコーディネートすると、全部で126通りの組み合わせを楽しめるようになっています。

何よりサイズ感と、クマさんの表情およびお洋服がとっても可愛いいパズルです。
(実はよっぽどきっちり収納しないと、ケースの中にすべてのピースがうまく収まらないという難点アリですが・・・。)

もちろん、自由にお顔やお洋服を選んでコーディネートして遊ぶこともできますが、お洋服が上半身と下半身でペアになるようになっているので、それを見つけてお着換えさせる、という遊びもできます。(同じ色・柄でないペアもあります。)

 

教室では、2歳児さんクラスのレッスンで使用しています。
先生用と子ども用に同じパズルを用意し、先生の見本と同じクマさんをつくる、というマッチングの取組です。

先生の見本をよく見て、たくさんあるパズルのピースの中から同じものを探すことで、注意力・観察力を高めるのがねらいの取組です。

しかしながら、ピースをうまく枠にはめるだけでも形や向きを合わせる等が必要となるので、意外とむずかしくてひと苦労です。

何より2歳児さん位だと、「先生とおんなじクマさんを作ってね~」と言っても、まったく関係なしに自分の好きなコーディネイトを作り出す子が続出です。

それでも何回かやっているうちに「言われた通りに、同じように作る」ということを理解して、自分の好きなように作りたい気持ちをおさえて同じように作ることが出来るようになってくるところに、わかりやすく子どもたちの成長を感じることができます。

 

この『くまさん絵合わせパズル』、お値段もかなりお手頃な商品なので、2つ購入して、上記のように見本を見て同じように作るマッチング遊びをしてもいいですが・・・

例えば、

「ニコニコしてるお顔で、緑色のセーターを着て、赤いおズボンをはいたクマさんを作ってね」

「プンプンおこっているお顔で、お洋服は青と白のしましまのシャツと、同じ柄のおズボン」

・・・などと、口頭で指示したとおりのお顔とお洋服を探して作る遊びにすると、「指示をしっかり聞く」「指示の内容を理解して的確に処理する」力を高めるための”指示行動”の取組にもなりますね。

◆こちらの記事もよく読まれています>>>

赤ちゃんの脳を刺激する!「手・指」を使うおすすめのおもちゃ

おうちで知育

赤ちゃんは、目の前のものに手を伸ばし、つかんだり、ひっぱったり、たたいたり、手を使って意欲的に自分自身やまわりの世界を知…

2歳児さんのドリル・プリント学習って意味あるの!? 目的とメリットは?

おうちで知育

小さなお子さんの親御さんで「何歳くらいからドリル・プリント学習をさせたらいいの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います…