携帯ゲームよりも『ロンポス』を!”試行錯誤力”をやしなう平面&立体パズル

『ロンポス』は、球状のパーツがくっついてできた、色・形状が異なる12種類のピースをケース本体の穴にはめ込み、全部の穴を埋めるパズル。

同じロンポスの中でもいくつか種類がありますが、こちらの『ロンポス101』はもっともスタンダードで難易度が低いタイプです。


ロンポス101ピラミッド

IQ28~280(!) までの問題が、難易度12段階に分けて全部で101問(平面76問、立体25問)掲載されており、立体ではピラミッドを組み立てます。

対象年齢は8歳~となっていますが、難易度の低いものからスタートできるので、4、5歳くらいから十分に遊べます。

教室では小学生クラスのレッスンで使用していますが、難易度の高い問題になってくると私もかなり苦戦します。

大人でもむずかしいということは、子どもにとっては推して知るべし・・・で、みんなウンウンうなりながらやってます。
でもそんな時もヒントや解き方のコツを教えてもらえる訳でもなく、ただひたすら手を動かして試行錯誤するのみ!

・・・つまり、このパズルの良いところは、とにかく「あーでもない、こーでもない」とひたすら手を動かすことで、粘り強く試行錯誤する力や、ひたすらパズルに没頭する集中力が身につくことです。

「あーでもない、こーでもない」と、わからないながらもとにかく手を動かしていろいろと試してみることはとても大事。

こと図形の分野に関しては、“理屈”よりも、いかにたくさんパズルや積み木などの図形的刺激に触れたか、という経験値がモノをいいます。
“頭で考える前に、まず手を動かしてみよう”という感じです。

最初は、やみくもに手を動かしているうちにたまたまパズルが完成した、みたいなことがあったとしても、そういう経験を重ねていくうちに、徐々に「ここには、この形が入るな」などと、少しずつ”アタマを使って”解くことが出来るようになってきます。

また、「指先は第二の脳」と言われていることからも、じっとしながら考えるよりも手先を動かしながら考える方が、脳が活性化されることによって思考にも良い影響を及ぼす、ということもあるのかもしれません。

「考えるときは手を動かす」、このことを習慣づける意味でも、こちらの『ロンポス』は優れた知育玩具だと言えます。

加えて『ロンポス』のいいところは、ハンディに持ち運びが出来ること。
最近は小さいお子さんでも携帯ゲーム機を持ち歩いてゲームをしている姿をよく見かけますが・・・

旅行や帰省の際など、どうしても時間つぶしのツールが必要な場合、どうせなら、知的な能力を伸ばしてくれる『ロンポス』のようなパズルにチャレンジさせてあげてはいかがでしょうか。

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