色・形のマッチングや”なかまわけ”遊びができるColors & Shapes Bingo Game

『Colors & Shapes Bingo Game 』は、10色×6つの形、計60種類の図形がかかれたカードで遊ぶビンゴゲーム。


トレンド ビンゴゲーム 色と形 T6061

ビンゴと言えば、たて・よこ・ななめの列がそろったらビンゴ!となるあのゲームですが、教室ではこちらのゲームを使った別の遊び方で、色や形をおぼえるだけでなく、思考の柔軟性をやしなう取組などを2歳児さんクラスから行っています。

今回は、『Colors & Shapes Bingo Game 』を使った2~4歳児さんの取組内容をご紹介します。

『Colors & Shapes Bingo Game 』の遊び方:2歳~4歳さん

『Colors & Shapes Bingo Game 』は、赤・水色・黄・オレンジ・黄緑・ピンク・茶・むらさき・黒・白の10色×丸・正方形・長方形・正三角形・菱形・楕円形の6つの形、計60種類の図形であそぶビンゴゲーム。

上記60種類の図形が描かれたカードと、1枚につき8種類の図形が描かれたシート(ビンゴカード)を使います。

本来の遊び方は・・・

参加者に1枚ずつシート(ビンゴカード)を配ります。

シャッフルして、伏せて置いたカードを1枚ずつめくります。

出た図形と同じものが自分のシートにあれば、チップをその上に置きます。

縦1列・横1列など、あらかじめ決めておいたビンゴの状態でチップが揃えば勝ち!!

というもの。

対象年齢は4歳~となっていますが、ルールが簡単なので、3歳くらいから遊べます。
遊びながら、色や形をおぼえるのに役に立つゲームです。

教室では、『Colors & Shapes Bingo Game 』を本来のビンゴゲームとしてではなく、下のような使い方で各学年のレッスンに取り入れています。

①色と形マッチング(2歳児さんクラス)

シートを1枚ずつ渡し、描かれている図形と同じカードをシートの上にマッチングさせます。
(カードは、台紙に描かれているものを同じ図形のものを選んでおきます。)

「同じ色で同じ形」のものを見つけるマッチングの取り組みです。

②同じかたちをあつめよう(2歳児さんクラス)

シートは使わずカードのみを使用します。

あらかじめ、丸・正方形・正三角形など3種類~4種類の形カードをそれぞれ3枚ずつ選んでおき、全部のカードをバラバラにして机の上に置きます。

バラバラのカードの中から同じ形のものを集めて仲間分けさせます。

りんこ
「同じ色」に惑わされずに、形だけを見て同じものを集められるかな?

最初は「丸をあつめて」など、集める形を指示してあげると良いでしょう。
上手にできるようなら、形の種類を増やして行いましょう。

③同じ色をあつめよう(2歳児さんクラス)

上記②の「色」バージョンです。シートは使わずカードのみを使用します。

あらかじめ、3~4色のカードをそれぞれ3枚ずつ(形は全部違います)選んでおき、全部のカードをバラバラにして机の上に置きます。

バラバラのカードの中から同じ色のものを集めて仲間分けさせます。

りんこ
②と同様、「同じ色をあつめよう」と言っても同じ”形”で集めてしまったり、結構むずかしい!

③観点を変えた仲間あつめ(3~4歳児さんクラス)

バラバラに並べたカードを、自分で分類基準を設定して”仲間わけ”してもらいます。

例えば、最初に”同じ形のもの”で分けたなら、次は、”色が同じもの”で分けたり、”丸のなかま”(円と楕円)や”四角のなかま”(正方形と長方形と菱形)、”三角のなかま”(正三角形)、というふうに分けることもできますね。

一度ある分類基準で分けたものに対し、もう一度まったく違う基準の分け方を考えることにより、ひとつの考え方に固執することなく視点を変えて、いろんな角度から考えることが目的になります。

子どもの場合、ひとつの考え方や物の見方にとらわれると別の見方が出来なくなってしまう傾向がありますが・・・

どんな場合でも「こたえは1つではない」ことを意識して、もっと別の考え方・やり方はないのか?を考えることは、「思考の柔軟性」を養ううえで大切です。

なお、この「観点を変えた仲間わけ」は、トランプカードを使って同じように行うこともできますので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。

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