指先の巧緻性を高め脳を活性化してくれる、幼児さんの代表的な知育あそび「ひもとおし」。
通常はビーズなどにひもを通していくパターンが多いですが、こちらの『動物のひもとおし』は、動物のかたちをしたボードにたくさんの穴が開いていて、その穴に”縫いさし”の要領でひもを通していくタイプのおもちゃです。
《DLM》 動物のひもとおしセット 333122 333122
教室ではさまざまなおもちゃや教材を用いて「ひもとおし」の取組を行いますが、この『動物のひもとおし』は2〜3歳児さんクラスのレッスンで使っています。
『動物のひもとおし』ひものとおし方3パターン
この『動物のひもとおし』は、4種類×2枚の計8枚のボードと、ひも9本がセットになっています。
穴の数や位置によってボードの難易度が4段階に分かれていますが、同じボードでもひもの通し方を変えることで、数通りのパターンで遊ぶことができます。
<なみ縫い>
ひもを、ボードの裏から表に通します。
次に、隣の穴の表から裏に通します。次は隣の穴の裏から表・・・と、「表から」・「裏から」を交互に行います。
手縫いの基本となる「なみ縫い」の要領です。
<かがり縫い>
ひもを、常にボードの裏から表に通していきます。
逆に、ひもを常にボードの表から裏に通すパターンでも行います。
<お手本を見て>
ちょっと難易度の高いパターンですが、あらかじめひもを通しておいたお手本を見て、どういう順序でひもを通せばよいかを考えて、通していきます。
最短距離で通さないと、最後のほうでひもが足りなくなってしまうことも・・・。
最後に
実はこの『動物のひもとおし』はもともと介護関連用品として販売されているものなのですが、色やかたちが可愛いので、子どもたちが使っても違和感ありません。
認知症の予防に指先を動かすのが良いとされているのは、多くの神経細胞が指先から脳へと繋がっていて、指先を使うことで脳を活性化するから。
つまり、小さな子どもに指先を使う遊びをたくさんさせるのも、お年寄りの認知症予防トレーニングとねらいは同じなのです。
ぜひ「ひもとおし」でたくさん指先を使わせてあげてくださいね。
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