「グリコあそび」で日本語の原則”1音1文字”を体感する

「グリコあそび」をご存知ですか?
段数の多い階段や、石畳などを利用した子どもの遊びなのですが・・・

2人以上でじゃんけんをして、「グー」で勝てば「グリコ」と言いながら3歩進みます。
「チョキ」で勝ったら「チヨコレイト」で6歩進み、「パー」なら「パイナツプル」で6歩進みます。
いちばん最初に、階段の頂上などのあらかじめ決めたゴールに到達した人が勝ち、というゲームです。

正式名称は分かりませんが、私の子どものころはふつうに「グリコ」と呼んでいた気がします。
地域によっても、もしかしたら呼び名やルールが違うのかもしれませんね。

子どもの頃は、「グ・リ・コ!!」などと大きな声を出しながら進むのが何だか楽しくて、みんなで良く遊んだ記憶があります。

その頃は何にも考えず、ただ楽しく遊んでいたこの「グリコあそび」ですが・・・
今から考えると、日本語の原則である「1音1文字」を利用した知的な(!?)遊びと言えるのです。

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日本語の基礎である「ひらがな」は、原則的に1つの音を1つの文字で表すようになっており、いくつかの文字が集まって、1つの言葉が構成されています。

耳で聞いた言葉をそれぞれの音に分解し(例えば「みかん」→「み・か・ん」の3音)、それぞれの音に対応する文字を当てはめることが出来るようになって初めて、「ひらがな」の意味が理解できるようになるのです。

 

「グリコ」あそびでは、「グ・リ・コ!」と声を出しながら、1つの音に対して1歩進むので、「1音1文字」を体全体で感じ取ることができます。

ただし、『拗音(ようおん)』(小さいや・ゆ・よ)は、違う文字とくっついて1音になります(例えば「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」などはそれぞれ1音)。
ですので、正確には「チョコレート」は「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」の6音・6文字ではなく「チョ・コ・レ・イ・ト」の5音・6文字になります。

なお『促音(そくおん)』(ちいさい”つ”)は1音と考えますので、「パイナップル」は「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」の6音・6文字で正解です。

「グリコあそび」をするうちに、いろいろなものの名前がいくつの音でできているか?ということが気になってくればしめたものですね。
それが「1音1文字」の理解につながります。

ひいては言葉の”最初の音”や”最後の音”を意識することにもつながり、「しりとり」や「あたまとり」などの言葉遊びへと発展していきます。

小学校受験でも出題される、同頭音(同じ音で始まる言葉)や同尾音(同じ音で終わる言葉)をさがす問題のほか、ある言葉のはじめの音と別の言葉の最後の音を組み合わせて別の言葉を作る問題なども、『1音1文字』を理解できていることが基本となります。

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