【おうち知育のヒント】もじ・ことば

助数詞(数え方の単位)の教え方

『助数詞』とは「○個」「○本」「○匹」など、ものの数を数える時に使うことばで日本独特のものです。
500種類くらいの助数詞があるそうですが、日常的に使うものはそれほど多くはありませんし、「カーテン→一張」「たんす→一棹」などのむずかしいものを幼児のうちに覚える必要もありません。

とはいえ、”正しい数え方”は一般常識でもありますし、何より500種類もの助数詞があること自体が日本語の表現の豊かさ・奥深さ・繊細さのあらわれでもあると思います。
ぜひ、幼児さんのうちからしっかりと正しい助数詞を使えるようにしていきたいものです。

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・・・というわけで、レッスンでもこのようなプリント問題を取り入れています。

下の絵の中で、
①1個、2個と数えるものに赤色の○をつけましょう。
②1まい、2まいと数えるものに緑色の○をつけましょう。
③1本、2本と数えるものに青色の○をつけましょう。

これは年中さんクラスのレッスンで取り入れている問題ですが、意外とみんなわからなかったりします。
子どもは大抵のものは「1こ、2こ・・・」と数えてしまいがちです。
とはいえ「1本、2本」や「1枚、2枚」くらいはわかりそうなものですが、けっこうわからない子も多いのです。

(特にインターに通われているお子さんに、「助数詞」がわかっていそうでわかっていないケースが多い気がします。英語には助数詞にあたるものがないので、当然と言えば当然ですね。)

 

では、このような「助数詞」の問題が、年少さん・年中さんのうちはわからくても年長さんになればわかるようになるのかというと・・・必ずしもそういう訳ではありません。
知らなければ知らないままで小学生になります。

小学生でも、算数の文章題で答えに単位(助数詞)を書く時に、「○人」なのか「○匹」なのか「○羽」なのか・・・悩んでしまう子も多いです。
(まあ、算数の文章題の場合は問題文を読めば単位も書いてあるのですがね・・・)

 

そんなわけで、「助数詞」については意識をして教えてあげる必要があります。
では上記のようなプリント教材をどんどんやらせて覚えさせれば良いのかというと、そうではありません。
プリントは、正しく覚えられているかの確認と定着のために時々使うものであり、あくまでも、日常生活の中でお母さまをはじめとする大人が、正しい助数詞を意識して会話をすることで自然と身につけていくことが大切です。

プリント教材をする際、例えば上記の問題であれば「1枚、2枚」と数えるものは「お皿」「はがき」「はっぱ」ですが、「他に、1枚・2枚・・・と数えるものはあるかな?」と考えさせることが大事です。

「ハンカチ」「折り紙」「ティッシュペーパー」など、いろんなものが出てくると思いますので、それら「1枚・2枚」と数えるものの共通点(似ているところ)を考えさせます。
すると、「うすっぺらい」「ペラペラ」「ひらべったい」などが出てくると思います。
つまり、そういった特徴のあるものを数える場合には「1枚・2枚」を使うことがわかります。

「1本・2本」は、上記の問題ですと「かさ」「にんじん」「木」ですが、他にも「えんぴつ」「バット」「だいこん」などがあります。こちらは「細長いもの」ですね。

 

このように、いろいろなものの数え方の単位を知ることで、そのものの共通点に自ら気づくことができれば、もののようすによって数え方が決まっていることがわかります。あとは教え込まなくても自分で考えて助数詞を使うことができるようになりますね。

「助数詞」を意識するようになると、いろいろなものの数え方が気になってくると思います。
中にはお母さまでも数え方がわからないものあると思いますが、

下の記事で紹介している『数え方のえほん』などを常に身近に置いておき親子で調べてみると、いっそう「ものの数え方」への理解と興味が深まりそうですね。

数え方のえほん

関連記事:大人も知らない知識が満載『数え方のえほん』で正しい助数詞の知識を学ぼう。

 

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