3歳児さんにおすすめのおもちゃは?~子どもの発達に沿ったおもちゃ選び

3歳頃になると、子どもは生活の中でできることが増え、言葉もぐんと豊かになります。
2歳の頃よりもさらに「何でも自分でできる!したい!」という気持ちを強く持つようになり、大人が手伝おうとすると、怒ってはじめから全部やり直したりすることも。

また、知的な好奇心が高まり、「なぜ?」「どうして?」といった質問を盛んにするようになってきます。

そんな3歳児の発達の特徴をふまえ、この時期にふさわしい遊びとオススメのおもちゃをご紹介します。

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3歳児さんの発達の特徴は

 

3歳児さんの発達の特徴について、「保育所保育指針解説書」より引用してみます。

運動能力の発達に伴い、食事・排泄・衣類の着脱など、基本的な生活習慣がある程度自立できるようになってきます。
例えば、不完全ながらも箸を使
って食べようとしたり、排泄や衣服の着脱などを自分からしようとします。

基本的な生活習慣がある程度自立することにより、子どもの心の中には、「何でも自分でできる」という意識が育ち、大人の手助けを拒むことが多くなります。
自分の意思で生活を繰り広げようとすることは、子どもの主体性
を育み、意図を持って行動することや、自分の生活を律していくことにつながります。

(保育所保育指針解説書 第2章 子どもの発達(5)おおむね3歳【基本的生活習慣の形成】)

子どもの主体性を育むには、遊びの中でも「自分でできた!」という満足感を感じられるようにしてあげることが大切ですね。

3歳児さんの発達に沿った遊びとオススメのおもちゃ

 

3歳児さんの発達に沿った遊び①<指先を使う遊び>

プレートにパーツをはめたり、ボードにひもを通して模様を構成するなど、より小さいパーツを扱い指先の力を微調整して遊ぶことで、複合的な指先の巧緻性が育つと同時に、根気や集中力も養われます。
また、模様を構成して遊びながら、少しずつ色や数、形などの法則性(パターン)に気づいていきます。

 

◆ボードの表裏も意識して、お絵かきするように自由に模様造り~ひもとおしホワイトボード

17cm角の正方形のボードにあけられた11×11の穴に、ひもを通して遊ぶおもちゃ。
長さ1mのひもが4本セットになっています。

2歳以下から自由に穴にひもを通して遊べますが、3歳くらいになったら、ボードに自由にお絵かきをするように、思い思いの模様を作る楽しさが生まれます。
どのようにひもを通せば、自分の作りたい模様ができるかな!?


デュシマ社 ひも通しホワイトボード

 

◆プチプチはめ込む感触が心地よくてハマる!デュシマ社「リモーザ」

穴のあいたプラスチックのプレートに、ボタン状のカラフルなパーツをはめて模様を作る構成遊び。
はめ込む時のプチプチとはまっていく感じが心地よく、子ども達は飽きずに取り組みます。

またパーツはプレートに固定されるので、作る途中で壊れてしまう心配もありません。
小さなパーツ(直径約1.3cm)をつまんで、穴に合うよう微調整してはめ込んでいくという一連の動きが、複合的な指先の巧緻性をやしなってくれます。


デュシマ社 リモーザ

 

◆遊び方しだいで「かず」や「かたち」など色々学べるLENA社「モザイクステッキ」

キノコのような形のステッキを穴の空いた白いボードに刺して、絵や模様を作って遊ぶおもちゃ。
ステッキは色(4色)・大きさ(大・中・小)のバリエーションがあるので、お絵描きするように、好きな色を使って自由に模様を作って遊ぶことができます。

つまんで・刺して・抜くという動作が指先の巧緻性をやしなってくれるだけでなく、遊び方によっては「数」「図形」「位置」「系列」など、さまざまな概念を学ぶことができるおもちゃです。


LENA モザイクステッキ

※教室のレッスンではこんなふうに使ってます→関連記事『LENA『モザイクステッキ』~つまんで・刺して・抜いて・創ってあそぶおもちゃ』

3歳児さんの発達に沿った遊び②<ゲーム>

この時期の遊びの多くは場を共有しながらそれぞれが独立して遊ぶ、いわゆる平行遊びですが、平行して遊びながら他の子どもの遊びを模倣したり、遊具を仲立ちとして子ども同士で関わったりする姿もあります。
時には遊具
の取り合いからけんかになることもありますが、徐々に友だちと分け合ったり、順番に使ったりするなど、決まりを守ることを覚え始めます。
こういった経験を繰り返しながら、次第に他の子どもとの関係が、子どもの生活や遊びにとって重要なものとなってきます。

(保育所保育指針解説書 第2章 子どもの発達(5)おおむね3歳【友だちとの関わり】)

3歳頃には、それまでの平行遊びから徐々にお友だちとの関わりが見られるようになります。
お友だちとの、ゲームなどルールのある遊びや、ごっこ遊びなど役割のはっきりした遊びを通して、少しずつ”きまり”を守ることの大切さに気付きます。

遊びを通してきまりや順番を守ろうとすることが、他の遊びや日常生活の中にも生かされていき、きまりに沿った行動パターンを学んでいきます。

関連記事:『2歳からできる!「ルールのある遊び」で身につく力』

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◆「かず」の概念の基礎が学べるボードゲーム、ラべンスバーガー社「クイップス」

色サイコロと数字サイコロ(目の数は1~3まで)を同時に振って、出た色のチップを、出た目の数だけ取って自分のボードの同じ色の穴に入れていき、先に自分のボードの穴を埋めた人が勝ち、というゲーム。

ゲームをとおして、ルールを理解する力や、ルールを守って遊ぶ社会性が育つだけでなく、正しく数える(計数)ことや、「ぜんぶでいくつ」がわかる(基数性の理解)など、かずの概念の基礎を学べるゲームです。


ラベンスバーガー社 クイップス

※レッスンでは、2歳児さんからこんな風に活用しています→関連記事:「”かず”をおぼえはじめの2歳児さんにオススメのボードゲーム『クイップス』」

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◆温かみのある木製のメモリーカードで記憶力をやしなう「キーナメモリー」

木製のカードに描かれた、子どもになじみのある動物や植物、乗り物などのイラストが、シンプルながら味わい深くてとっても可愛いメモリーカード。
30種類の絵柄が各2枚ずつ、計60枚入っています。

1~2歳から、同じカードを見つける「マッチング」あそびで注意力や観察力をやしなうことができます。
2歳半~3歳くらいからは「神経衰弱ゲーム」で記憶力をやしないましょう。


キーナー社 キーナーメモリー

※教室では、他にもこんなメモリーカードを使っています→関連記事:メモリーゲームで「マッチング」と「神経衰弱ゲーム」プラスアルファを

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◆ディック・ブルーナのイラストが文句なしに可愛いドミノゲーム、「ブルーナドミノ」

1枚のカードに2つの絵が描かれたカード36枚を使って、同じ絵をつなげていくドミノゲーム。
ルールはシンプルなので、3歳児さんでもじゅうぶん理解でき、また勝敗は運で決まるので、親子で楽しむことができます。
可愛くてはっきりしたブルーナのイラストは、子どもにもわかりやすくてオススメです。


ラベンスバーガー社 ブルーナドミノ

こんな遊び方で、ぐっと”考える力”を伸ばすこともできます→関連記事:『ブルーナドミノ』で、思考の柔軟性と「あきらめない心」をやしなう

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3歳児さんの発達に沿った遊び③<積み木>

3歳頃になると、「動物園をつくろう!」などと意図をもって作るようになります。
基本のシンプルな積み木に加えて、人形や動物、車、汽車などを加えてあげることで、空想の世界が広がり創造力が育まれます。

 

◆塗料は一切使わず、自然の木の感触が手に伝わる アルビスブランの美しい積木

色の違う2種類の木(ブナ、カエデ)で作られた美しいつみ木。
素材が高品質なのと、作りが正確なため、高く積んでも誤差が生じることなく安定して高く積むことが出来ます。
木箱のフタの裏には収納図面が描かれているので、お片づけもパズルのように楽しく!


アルビスブラン社 積み木(中)

 

◆基本の積み木に加えれば遊びの世界が広がる、デュシマ社 ミニ積み木

伝統的なヨーロッパのおもちゃのひとつ、ミニ積み木。
よく乾燥させた堅いブナ材を使用しているため精度が高く、長く使えるおもちゃです。
シンプルな基本の積木だけだとなかなか遊ばない、遊ばせ方が分からない・・・という場合に、積み木あそびに興味を持たせるきっかけにもなります。


デュシマ社 ミニ積木 ZOOへ行こう

 


デュシマ社 10台のカー

 


デュシマ社 汽車のある村

3歳児さんの発達に沿った遊び④<ごっこ遊び>

子どもは、様々な遊具を手にして夢中で遊んだり、イメージを広げながらごっこ遊びを楽しみますが、その中で、身の回りの大人の行動や日常の経験を取り入れて再現するようになります。
こうした遊びを繰り返しながら、様々な人や物への理解を深め、予想や意図や期待を持って行動するなど、社会性を育んでいきます。

また、簡単なストーリーが分かるようになり、絵本に登場する人物や動物と自分を同化して考えたり、想像を膨らませていきます。それらをごっこ遊びや劇遊びに発展させていくこともあります。
(保育所保育指針解説書 第2章 子どもの発達(5)おおむね3歳【ごっこ遊びと社会性の発達】)

この頃から、ごっこ遊びはいよいよストーリー性のある本格的なものになります。
身の回りの大人の行動や会話に興味を持ち、ごっこ遊びを通して再現することで、身近な人や物への理解を深めるだけでなく、コミュニケーション能力や社会性を高めることにもつながります。
子どもたちがイメージしていることを表現できる、ごっこ遊びの素材や道具を充実させてあげることが必要になります。

 

◆立って遊べる本格的なキッチン。リビングにもなじむ「マイクリエイティブクッカリー」 

お子さんが立って遊べる、本格的なキッチンセット
流しやオーブン、キッチンアクセサリーのかけられるパネルなど、まるで本当のキッチンみたい!
お鍋やフライパンなどの調理器具のほか、食材や調味料など18点がセットになっていて、即おままごと遊びができるのもポイント。


マイクリエイティブ クッカリークラブ

 

◆聴診器や注射器など、お医者さんの必需品が全てそろった「お医者さんセット」

子供達の大好きな「お医者さんごっこ」ができる、お医者さんの必需品が全て揃ったかわいいお医者さんセット。道具はすべて持ち運びができるケースに収納できるので、遊んだ後はお片づけもカンタンに!


テオクライン社 お医者さんセット

最後に

身体機能に加えて言葉もぐんと発達する3歳児さん。遊びを通して「自分でできた!」という達成感をたくさん味わうことで、子どもの自立心を育んであげましょう。

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