【おうち知育のヒント】その他

小学校受験で出題される「お話の記憶」で問われるのは記憶力だけじゃない

小学校受験で出題される「お話の記憶」。先生のお話やテープの音声を聞いて、その後にお話の内容についての質問に答えるという課題です。
「お話の記憶」という言葉のとおり”記憶力”が求められますが、問われるのは記憶力だけではありません。

 

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「お話の記憶」で問われる力

もちろん、聞いたお話の内容をおぼえられなければ質問には答えられませんので「記憶力」は必要にはなりますが、大前提として、お話をしっかり聞くことができなければなりません。
つまり、お話を最後までしっかりと聞けるだけの「集中力」がまず必要になってくるのです。

その上で、聞いた内容を理解できなければ、記憶にも残りませんし質問に答えることもできません。
幼児さんの場合、お話の内容が理解できないときは、お話に出てくる”言葉”を知らないか、知っていても実際に見たり・聞いたり・触ったりなどの体験をしたことがないため具体的にイメージできないということが考えられます。

例えば、お話に「ジャングルジム」という言葉が出てきた場合、初めてその言葉を聞いたのであれば、当然それが何なのか分からないですし、初めて聞いた言葉をおぼえるるのはむずかしいですよね。
つまり、話の内容を理解し記憶するには「語彙力」が求められることになります。

また「ジャングルジム」という言葉は聞いたことがあったとしても、実際にジャングルジムで遊んだ経験が無ければ、頭の中でお話の内容を活き活きとイメージすることができず、記憶に残りません。
ここで必要になってくるのが「生活体験」です。

問題によっては、お話を単純に聞いて憶えるだけではなく、季節感や理科的常識を知識として知らないと答えられない場合もあります。
わかりやすい例で言うと、お話の中にお花や虫の名前が出てきて、「このお話の季節はいつですか」など。

だからと言って、図鑑やドリルを見せて教えればいいというものではないのは当然のこと。
積極的にいろんなところに出かけて自然と触れ合い、季節を感じる機会をたくさん作ってあげましょう。
小学校受験でこういったことが問われるのも、単に知識の有無を問われているのではなく、るからなのです。

 

「お話の記憶」でいちばんの基本は“聞く力“

記憶力のほかにもさまざまな力が必要とされる「お話の記憶」の課題ですが、いちばんの基本は、しっかりと集中してお話を聞くことができる、「聞く力」。
教室のレッスンでも、年少さん~小学生までの各学年で、「聞く力」をつけるための取組を行っています。

もしかしたら、わざわざ「聞く」ことを練習する必要があるの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに「聞く」という動作は、日常生活の中で特に意識することなく普通に行っていますよね。

しかしながら、ただ漫然と耳に入ってくる状態は「聞く」とはいえず、右から左へ音声が流れていっているだけ。
聞いた内容をしっかり理解して記憶したり、指示通り的確に行動するためには、集中して耳(=意識)を傾け必要な情報を得るための「聞く態勢」を作れること、そして最後までその態勢を保ち続ける集中力が必要になってくるのです。

小さい子どもの場合であればなおさら、「お話の記憶」の課題に正しく答えられるかどうかは「記憶力」の問題というよりも、まずお話を最後まで集中して聞けているかどうかが重要になります。

 

最後に

「記憶力」のほかにも「集中力」「語彙力」「イメージ力」「生活体験」など総合的にさまざまな力が問われる「お話の記憶」。
中でもいちばん重要なのは、しっかりと「聞く力」をつけることです。

おうちでも、普段から子どもにお手伝いをさせることで、お母さんの指示をしっかりと聞いて記憶し実行する練習になります。

「聞く力」はすべての学習の基礎となるもの。小学校受験をする・しないにかかわらず、幼児期のうちにしっかり身につけさせてあげたいものです。

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