3歳からの折り紙に”ちょうどいい”レベルが見つかる本『入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ』

「折り紙」は、実際に手を動かしながら三角や四角などさまざまな形に触れ、形の変化を体感することで自然に図形のセンスが磨かれるすばらしい遊びです。

とはいえ、いざ折り紙で何か折ろうと思っても、折り方が思い出せるのは「鶴」か「やっこさん」くらい!?

「鶴」は年少さんや年中さんにはちょっと難しいし、「やっこさん」は子どもからしたら「それ何?」って感じだろうし・・・と悩んでしまう方も多いのではないかと思います。

そんな時に参考になるおりがみの本、『入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ』をご紹介します。

『入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ』は、3歳からの折り紙に”ちょうどいい”レベルが見つかる本

 


入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ 

『入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ』には、小学校入学までに覚えておきたい作品が、おおむね3歳から5歳くらいまでの発達段階に応じて3段階にレベル分けをして掲載されています。

1.「おりがみスタート!」(3歳くらい~)

 

第1章「おりがみスタート!」では、2~3回折りでできるものをはじめとして、少ない工程でできあがる簡単な作品が13種、紹介されています。

いずれも、おりがみに初めて触れる3歳くらいのお子さんにピッタリの作品ばかり。
まだ、角を合わせたりしてきちんと折るのは難しい時期ですが、多少ずれても気にしないで楽しく取り組むことができます。

第1章の「ばった」
第1章の「チューリップ」
第1章の「どんぐり」

2.「どんどんおっちゃおう!」(4~5歳くらい~)

 

第2章「どんどんおっちゃおう!」(4~5歳くらい)では、「段折り」や「開いて、つぶす」など、ちょっとむずかしい手法を用いた作品や、「へそひこうき」「いかひこうき」など、折ったあと実際に遊べる作品も含んだ17種が紹介されています。

第2章の「ぞう」
第2章の「ばら」
第2章の「いかひこうき」

3.「さらにちょうせん!」(5歳くらい~)

 

第3章「さらにちょうせん!」(5歳くらいから)では、折る工程数も多く、「中割り折り」で立体的に仕上げたり、はさみで切ってひっくり返すなど、かなり細かい作業が必要な作品が13種、紹介されています。

第3章の「おたまじゃくし」
第3章の「かたつむり」

同じ題材でも、発達に合わせて折り方がステップアップ

この本では、各段階のレベルの比較がわかりやすい例として、第1・第2・第3いずれの章にもそれぞれ「ちょうちょう」が掲載されているのですが、おなじ「ちょうちょう」というテーマでも、理解度や指先の発達に応じて、それぞれ違うレベルの「ちょうちょう」になっています。

第1章では2回折るだけの簡単な作品。しかも、「角と角を合わせる」のが折り紙の基本ですが、角が合わなくてもOK!かわいいちょうちょに仕上がります。

第1章の「ちょうちょう」

第2章では、はさみで切り込みを入れる工程が含まれていて、ちょっと難易度が上がりますが、立体的な作品に!

第2章の「ちょうちょう」

第3章では、折る工程がかなり多く、細かく折るところでは指先の力が必要になってきます。

第3章の「ちょうちょう」

このように、お子さんの年齢や発達に合わせてちょうどよいレベルの作品が選べるので、ストレスなく楽しみながら徐々にステップアップしていけるのがこの本の良いところです!

最後に

この本のタイトル『入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ』には、”入学までにおぼえたい”という文言が含まれていますが・・・

何も、”この本に出てくる作品くらいは、小学校入学前に折れるようにしておかなくては!!”という意味ではなく、

小学校に入学して、図形が「おべんきょう」になる前の幼児期のうちに、お子さんの発達段階に合った折り紙あそびをじゅうぶん楽しんで、指先の巧緻性を鍛えるとともに「図形」に親しんでおきましょうよ!

・・・という意味だと私は捉えています。

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