七田式教育3つの方法、教室・教材・通信教育を内容や料金などで比較

七田チャイルドアカデミーが、教育情報サイト「リセマム」が実施するイード・アワード2017「幼児教室」で最優秀賞を受賞したそうです。

ネガティブなイメージを持たれている方も少なくない「七田式」ですが、それだけたくさんの方が七田チャイルドアカデミーの教室に通い、その結果に満足している、ということですよね。

私は過去に七田チャイルドアカデミーの講師を6年間していた経験から、

七田の教室に通うだけで左脳的な「じっくり考えて答えを導き出す力」すなわち論理的思考力を高めるのはむずかしいけど、右脳的な直観力やひらめき力、記憶力等を高めるには効果的

・・・と思っています。

女優さんやスポーツ選手などの有名人を輩出している七田式に興味を持たれている方はとっても多いと思いますので、今回は、七田式の教育を実践する3つのパターン、

①七田式の幼児教室(七田チャイルドアカデミー)に通う

【追記2018.4.1】2018年4月より「七田チャイルドアカデミー」という名称の教室はなくなり、今までの教室は『EQWEL (イクウェル)チャイルドアカデミー』もしくは『七田式教室』のいずれかに変わることとなりました。

『EQWEL (イクウェル)チャイルドアカデミー』では七田の教材が使えなくなることにより、いわゆる『七田式』の教育を受けられるのは『七田式教室』ということになるようです。

②七田式の教材を購入して家で実践する

③七田式の数新教育を利用する

それぞれについて、元講師の立場からそれぞれのパターンの特長を述べてみたいと思います。

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七田式の教育を実践する3つの方法

 

①七田チャイルドアカデミーの教室に通う

【追記2018.4.1】上述したとおり、2018年4月より、七田チャイルドアカデミーは『EQWEL (イクウェル)チャイルドアカデミー』もしくは『七田式教室』のいずれかに変わることとなりました。

『EQWEL (イクウェル)チャイルドアカデミー』は、もともと七田チャイルドアカデミーの直営・フランチャイズ展開を行っていた会社が運営(直営・フランチャイズ)、『七田式教室』は、しちだ式のおおもとであり、しちだの教材の開発や販売を行っている「しちだ・教育研究所」が運営します。

(ちなみに、私が以前勤めていた教室は『七田式教室』になりました。)

経営側の大人の事情により分裂するはこびになったらしく、『EQWEL (イクウェル)チャイルドアカデミー』では七田の教材が使えなくなるなど、大きく変化がありました。

それにより、いわゆる『七田式』の教育を受けられるのは『七田式教室』だけ、ということになるようなのですが、『EQWEL (イクウェル)チャイルドアカデミー』の方ではどの程度、七田式を踏襲した教育内容になるのか?など未だ不透明な点が多いので、また今後わかることがあれば、情報を追加していきたいと思います。

七田チャイルドアカデミーの教室は全国に約450教室。私の住まいの沿線などは、ほぼ各駅に1つ教室がある位の勢いです。なので、エリアによってはお住まいの近くで教室を見つけられるのではないでしょうか?
そんな「七田チャイルドアカデミー」の教室に通った場合。

月額授業料は15,000円~20,000円近い。

費用は地域によって2パターンあります。

A地区(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、名古屋市、滋賀県、奈良県、京都府、大阪府、兵庫県など)の場合、幼児コースが入室金20,000円(+消費税)、授業料と教室維持管理費が月額16,200円(+消費税)

B地区(A地区以外の地域)の場合は、入室金15,000円(+消費税)、授業料と教室維持管理費が月額14,200円(+消費税)と少し安くなりますが・・・

いずれにしても、消費税を入れると月に15,000円~20,000円近くかかることになります。また、教材費は別途必要。

この金額をどうとらえるかはご家庭の事情や価値観によって違ってくると思いますが、前述のイード・アワード2017「幼児教室」で、「コスパのよい幼児教室」部門は”学研 幼児教室”に譲っているのも納得、という感じでしょうか。

(※なお、記載した料金は2017年9月時点のものですので、最新の情報は必ず公式サイトにてご確認くださいませ。

 

なお七田チャイルドアカデミー(幼児コース)は基本、決まった曜日・時間に50分のレッスンを年間43回受講するスタイル。

レッスンを欠席した場合、振替レッスンは基本行いませんので、その分の授業料がムダになってしまいます。(教室によっては振替対応をしている場合もありますが、何回欠席してもすべて振替え可能、というケースは少ないのではないかと思います。)

七田チャイルドアカデミー認定講師がレッスンを担当するので安心!

七田チャイルドアカデミーでは、本社での研修と実技面・理論面のテストを経て、講師として認定された人だけがレッスンを行います。
また講師になってからも研修や講習会が頻繁にありますので、「七田式を何も知らない人がレッスンをしている」という心配はありません。

ただ、小さい子の場合、先生のスキル云々以前に子どもとの「相性」が大事だったりもします。
体験レッスンをしてくれた先生と、実際に入室してから担当する先生がちがう、という場合もありますので注意が必要です。
また、多くの場合は学年ごとにクラス編成があり、せっかく今の先生に慣れてもまた一から違う先生と・・・ということもあります。


「右脳」と「左脳」をバランスよく・・・でも教室によって違うので注意!

七田式では「全脳教育」を掲げ、右脳と左脳の両方に働きかけるカリキュラムを行っていますが、教室によって、右脳的な取組と左脳的な取組のバランスが異なる場合があります。
というのも、七田の教室はほとんどがフランチャイズです。本部直営の教室では基本同じカリキュラムやレッスンの流れですが、フランチャイズの教室の場合、教室オーナーの考え方や地域性によってレッスン内容にも違いがありますので(教育熱心なエリアにある教室の場合、左脳的な取組の割合が多い等)体験レッスンで実際にレッスン内容を確かめてみることが必要です。

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②七田式の教材を購入して、家で実施する

 

コストはさじ加減ひとつ、でも収納場所も考えないと・・・

どこまでの費用をかけるかはさじ加減ひとつですので一概には言えませんが・・・
七田式といえば、のフラッシュカードで考えた場合、代表的な商品『七田式ドッツセット』は、ドッツカードが663枚と使い方のDVDが1枚入って17,143円(税別)。

七田式(しちだ)ドッツセット

これは1日10~30枚分のドッツカードが63日分セットになったもので、つまり2か月で1セット終了するサイクルになっています。

これを七田チャイルドアカデミーの教室でのレッスンと比較して考えると、教室では1レッスンにだいたい200~300枚のフラッシュカードを見せていますので、同じだけのフラッシュカードをおうちで見せようと思うと、ドッツカードだけでなく『かな絵ちゃん』カードなど、その他のフラッシュカードも購入する必要があり、お値段もそれだけかかる計算。

カードフラッシュ以外の右脳・左脳の取組も行う場合は、そのための教材が別途必要になり、金額はそれだけ上がります。

 

ちなみに費用とは関係ありませんが、フラッシュカードを購入する場合は、お値段の面だけでなく収納も大きな問題に!
かさ高いですし、かなり重たくなるので、しまい込むと出すのが面倒になり、そのうち取り組み自体フェイドアウトする・・・ということにもなりかねませんので注意が必要です。

※なお、七田式の教材はこちらのページで購入できます。七田式 公式オンラインストア

 

右脳に働きかけるにはスピード命!

おうちでパパやママが教える場合、幼児教室に通う場合の懸念材料となる、“先生との相性“は度外視できますが、七田式の教室と同じようなレッスンをおうちで実践するとなると、かなりのカードフラッシュのスピード(1秒に1~2枚見せる)や、次から次へと子どもを飽きさせずに取り組みを変えたり働きかけをしていくテンポ感が重要になってくるので、おうちの方も鍛錬(!?)が必要になります。
右脳は大量で高速の情報に反応するので、スローテンポでは右脳は働かず、子どもも集中できません。

 

右脳と左脳のバランスも含めてオリジナルなレッスンを!

これも『費用』の項目と同様、お子さんに何をさせたいか?それによって、どんな力を伸ばしてあげたいのか?によって変わります。
右脳的な取組に特化するのか、それとも左脳的な取組もバランスよく行うのかによっても変わってきます。
そこのバランスも含めて自由にカスタマイズできるところが「おうち教室」のメリット。
お子さんだけのオリジナルなレッスンを考えてみては!?

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③七田式の通信教育を利用する

七田式の幼児向け通信教育には「七田式家庭学習・幼児コース」「七田式 右脳通信コース」「はっぴいタイム」/「もっとはっぴいタイム」があり、それぞれに料金や学習内容が違ってきます。
まず、それぞれの教材の概要を簡単にお伝えします。


「七田式家庭学習・幼児コース」

●対象年齢:0歳0か月~5歳6か月(受講スタート時)

●受講料: 12か月分 95,000円(税別)/1ヵ月あたり約7,916円(税別)

1年分を最初にまとめて支払い、子どもの月齢に合った教材と、取り組み方についての資料が毎月届くシステム。
1ヶ月の取り組みの報告をシートに記入して送ると、担当指導員が記入したアドバイスシートが届くという、”完全個別サポート体制”の通信コース。

ただ、毎月届く教材は、七田式 公式オンラインストアで購入できるものばかりなので、今のお子さんに必要なものを見極めることができさえすれば、この金額を払って通信コースを受講する必要はないかもしれません。

「七田式家庭学習・幼児コース」についての詳しい情報はこちら


「七田式 右脳通信コース」

●対象年齢:3歳0か月~7歳11か月(受講スタート時)

●受講料: 18ヵ月分 125,000円(税別)/1ヶ月あたり約6,944円(税別)

18ヵ月分を最初にまとめて支払い、3か月分の教材が計6回届くシステム。
教材は、このコースだけのオリジナル教材となり、「イメージトレーニング」「ESP」「右脳記憶・アイトレーニング」と完全に右脳オンリーの内容ですが、フラッシュカードやフラッシュDVDは教材に含まれていません。
また、こちらも”専門の指導員が担当する個別責任指導コース”になります

「七田式 右脳通信コース」についての詳しい情報はこちら

「はっぴいタイム」(2~4歳)・「もっとはっぴいタイム」(4~6歳)

対象年齢:2歳~6歳(受講スタート時)

受講料:3,900円/月(税別)※12回分一括払いの場合:42,900円<1ヶ月あたり約3,575円/月(税別)>

こちらは毎月、DVD1枚、ワークブック(「もじ+みぎのう」1冊、ワークブック「かず+みぎのう」1冊)、の他、「はっぴぃたいむ」にはオリジナル絵本1冊、「もっとはっぴぃタイム」にはオリジナル付録1つ。加えて保護者向け情報紙、ガイドブック1冊(初回のみ)が届きます。

DVDは右脳的な教材、ワークブックは左脳的な教材になり、右脳と左脳、両方をバランスよく取り入れたい人向けの教材です。

フラッシュカードの場合だと、1秒に1~2枚のスピードでフラッシュできるようになるまで練習が必要になりますが、フラッシュDVDなら自分でフラッシュしなくても良いのでラク。

「はっぴぃタイム」についての詳しい情報はこちら

他の幼児向け通信教育と比較するとお高めですが・・・

「七田式家庭学習・幼児コース」と「七田式 右脳通信コース」の場合、1年もしくは1年半をまとめて支払わなくてはならないという点がネックなのと、内容の割には1ヶ月あたりの金額がちょっと高いかな・・・!?という感じが否めません。

「はっぴいタイム」「もっとはっぴいタイム」はややリーズナブル。それでも他の幼児向け通信教育のお値段と比較するとずいぶん高く感じられてしまいますが、毎月数十枚~数百枚分のドッツカードを購入することを考えたら、決して高いとは言えないお値段です。

※「はっぴぃタイム」「もっとはっぴぃたいむ」に興味のある方はこちらの記事もどうぞ :七田もと講師が通信教育「もっとはっぴぃタイム」を検証。オススメしたいのはこんな人!

おうちで知育

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右脳と左脳どちらを鍛える?目的によって選びましょう

「七田式 右脳通信コース」は右脳オンリー、「七田式家庭学習・幼児コース」「はっぴいタイム」「もっとはっぴいタイム」は右脳+左脳と、教材によって目的が変わります。

「右脳教育には興味があり実践してみたいけれど、教室に通うまではちょっと・・・でも、どんな教材でどんなふうに実践したらよいかわからない」という場合や、子どもが右脳教育に興味を示すかどうかわからない、という場合には、1ヶ月毎に申し込みができる「はっぴいタイム」「もっとはっぴいタイム」で子どもの反応を試してみるのも、良いですね。

通信教育の場合、取り組みの内容や教材選びをしなくても済む点は、自分で教材を購入する場合に比べたらずいぶん楽になります。

最後に

女優の本田望結ちゃんや、フィギアスケートの本田真凛ちゃん、競泳の池江璃花子選手など、各分野で活躍する卒業生を輩出している「七田式」をぜひ我が子に!と考えられている方、ご家庭の事情やスタイルに合った取り組み方を見つけてみてくださいね。

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