七田もと講師が通信教育「もっとはっぴぃタイム」を検証。オススメしたいのはこんな人!

右脳と左脳の両方をバランスよく伸ばすことを目指す「七田式」の幼児教育。
お子さんを七田式の幼児教室に通わせたいけれど、月に1万5000円以上かかることを考えるとためらってしまう・・・という方も多いと思います。

七田式には通信教育の講座があり、教室に通うのにくらべると手軽な料金で受講することができるのですが、はたして教室に通うのと同じ効果が期待できるのか!?

七田チャイルドアカデミーの講師経験6年の私が、実際の教材をもとに、七田式の通信教育講座「もっとはっぴぃタイム」を検証してみた結果・・・

「もっとはっぴぃタイム」は、七田式で右脳の力を伸ばしたい人が、おうちで手軽に右脳トレーニングをするのにピッタリの教材だった!!

・・・ということが分かりました。

【2020.3.13追記】現在「はっぴぃタイム」「もっとはっぴぃタイム」は販売を終了していますが、右脳トレーニングができる学習教材をこちらの記事でご紹介していますので、よろしければご参考まで。

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七田チャイルドアカデミーもと講師の私が「もっとはっぴぃタイム」をオススメするのはこんな人!

七田チャイルドアカデミー元講師の私からみて、

「もっとはっぴぃタイム」は、七田のレッスンの内容を100%網羅しているワケではないが、右脳トレーニングのキモになる部分を押さえている。

だから・・・

「七田の教室に通わせたいけど、家の近くに教室がない」という方や
「七田の教室に通わせるのは金銭的・スケジュール的にむずかしい」という方はもちろん、

・本格的に教室に通う前に、七田式や右脳教育ってどんなものかちょっと試してみたい。
・右脳教育に興味はあるけど、イメトレやESPなど本格的なのはちょっと・・・(宗教チック!?怪しげ!?)フラッシュカードや記憶トレーニングなど、知育的効果に直結しそうなものだけを取り入れた
・七田式の教材を購入して自宅で実践するにも、カードフラッシュを自分でうまくできる自信がない。
大量のフラッシュカードを収納するスペースがない。

・・・という方にぜひおススメしたい教材です。

 七田式の通信教育講座「もっとはっぴぃタイム」の内容は?

「もっとはっぴぃタイム」は、七田式教育の創始者である七田眞氏が開発したプログラムで、おなじ七田式の通信講座「はっぴぃタイム」をよりパワーアップさせた、4~6歳児さん対象の家庭学習システム

受講料は3,900円/月(税別)、12回分一括払いの場合:42,900円<1ヶ月あたり約3,575円/月(税別)>となり、七田の教室に通う場合にくらべるとかなりリーズナブルなお値段になります。

※最新の情報は公式サイトにてご確認くださいませ「もっとはっぴぃタイム」についての詳しい情報はこちら)

内容は、子ども向けの教材としてDVD1枚、ワークブック2冊(「もじ+みぎのう」、「かず+みぎのう」)、オリジナル付録1つ、保護者向けに、今月の教材の有効な使い方のヒントや子育てワンポイントアドバイスが載った情報誌(4ページ)と、初回のみガイドブックが付きます。

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「もっとはっぴぃタイム」で、七田チャイルドアカデミーのレッスンの内容をどこまで網羅できるのか

七田チャイルドアカデミーのレッスンの内容は、ざっくりまとめると以下の通り(教室によって若干内容が違う場合もあります)。

 

<プリレッスン>

深呼吸、瞑想、暗示

リラックスして右脳回路を開き、レッスンの効果を高める。

 

<右脳の取り組み>

・イメージトレーニング

CDのお話や効果音を聞きながら、目の前に存在しないものを五感で感じたり、ごっこ遊びで想像力や感性を伸ばし右脳の力を高める。

・当てっこ遊び(ESP)

「実物を見なくても見える」「音を聞かなくても聞こえる」など、体の感覚器官に頼らず、右脳の感覚で情報を受け取る力(イメージとして分かる感覚=ESP)を高める取組で右脳の直感力・ひらめき力を活性化。

・記憶トレーニング

見たものを写真を撮るように一瞬で記憶する「写真記憶(直観像)」や、耳で聞いた情報を記憶する「聴覚記憶」、複数のものをお話でつないで(リンクさせて)順番に覚える「リンク法」、ペグ=杭の名前の通り、何かにひっかけて、それを手がかりに記憶する「ペグ法」など。

・カードフラッシュ

絵や文字が書かれたカードを1枚1秒以下のスピードで次々とめくる取組。ふだん左脳によってブレーキがかかっている右脳の働きを、左脳が処理しきれないスピードで大量にフラッシュすることで活性化。
レッスンでは、毎回200~300枚以上のカードをフラッシュ。

・うた

歌を歌いながらカードをフラッシュすることで、文字や数をはじめ、たしざん九九やかけざん九九などの算数的な分野や、都道府県の名前と形などの地理的な分野、植物や生物の名前などの理科的な分野などの知識を自然にインプット。

・暗唱

詩や俳句、百人一首、古典文学、漢詩などを暗唱することで右脳記憶を育て、感性や表現力を高める取組。

 

<左脳の取り組み>

・プリント/教材

パズルや積み木などの知育玩具やプリント教材などを使って「ちえ・もじ・かず」の能力を高める取組。

 

上記のレッスン内容ごとに、「もっとはっぴぃタイム」でカバーできているかどうかを○△×で評価してみると・・・(○:じゅうぶん、△:内容には含まれているが物足りない、×:まったく含まれていない)

・プリレッスン(深呼吸、瞑想、暗示)➡×

・イメージトレーニング➡×

・当てっこ遊び(ESP)➡×

・記憶トレーニング➡△

・フラッシュカード➡○(DVD)

・うた➡△(DVD)

・プリント➡△(ワークブック)

・教材(積み木、パズルなど)➡△(オリジナル付録)

・・・このような評価となりました。

これでいくと、〇の評価はフラッシュカードのみで、あとは△か×ということになるのですが・・・
項目によって重要度が違ってくるため、私的には”右脳トレーニングのキモを押さえた教材である”との評価になるのです。

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「もっとはっぴぃタイム」の教材をそれぞれ詳しくご紹介

では、「もっとはっぴぃタイム」のそれぞれの教材について詳しく見ていきたいと思います。

DVD

一日一回見せることで右脳を活性化し、右脳と左脳の力をバランスよく引き出す教材。
DVD に収録されている内容は以下のとおり。

・変わり種ドッツフラッシュ:ドッツ(小さな点)があつまって果物や動物などいろんなものの形になったドッツカードのフラッシュ。

・漢字:漢字の成り立ち、形の似ている漢字

・英単語:絵と、それに対応する英単語をフラッシュ

・タイアップドッツフラッシュ:ドッツとそれに対応する数字や、数式をフラッシュ

・合成/時計/立方体分析:10の束、10の合成、つみきはいくつ、時計の見方

・漢詩:漢詩の歌1~6

・助数詞:ものの数え方

・歌:社会科ソング、理科ソングなど

・おもしろフラッシュ:菜や果物の断面図など、普段なかなか見ることのできないものをフラッシュ。

・たし算九九歌フラッシュ:たしざん九九の歌(1の段~9の段)

・生活/ちえ/想像:スリーヒントゲーム、楽器カードフラッシュ、実験教室、ちがいはどこ?など

・ことば遊び:仲間はだぁれ?ことば探し、変身ことば

・フラッシュ会話:アルファベットフラッシュ、わくわく英語フラッシュ、ゆきおの一日(英語)

・数遊び:かくれた数は?ふえるといくつ?ちがいはいくつ?

・ことばのルール:濁音、半濁音、つなぎのことば、長音、拗音、促音

・記憶:つなげて!つなげて”(リンク法記憶)、お話記憶など

以上のDVD収録項目を内容によって大まかに分けると、フラッシュ・うた・記憶・ちえ の4つの分野に分けられます。

 

なお、毎月のDVD の収録時間は約20分。初回のvol.1は18分ということで、見る前は「たったの18分?短いな・・・」と思っていたのですが・・・

実際に見てみると、一つ一つのコーナーの時間が短く、次々にとテンポよく切り替わっていくため盛りだくさんな印象。
それもそのはず、約20分のあいだに14項目ものコーナーが盛り込まれています。
すなわち、一つのコーナーの時間は1、2分程度ということ。
これは、高速で大量の情報に反応する右脳に対して、効果的なアプローチだと言えます。

また、そもそも子どもが集中できる時間はとても短く、年齢+1分とも言われています。
内容が次々に切り替わることで、最後まで集中を切らさずに視聴することができるのですね。

それでは以下で、DVDに収録されているフラッシュ・うた・記憶・ちえ」それぞれの分野について詳しく見ていきます。

 

<フラッシュ>

フラッシュは、七田チャイルドアカデミーのレッスンでいうとカードフラッシュにあたります。
レッスンでは毎回200~300枚のカードをフラッシュしますが、このDVD のフラッシュは、カード210枚分に該当(もっとはっぴぃタイムvol. 1でカウント)。このDVD をすべて視聴することで、七田のレッスン1回分と同程度のフラッシュを見せることができます。

なお、七田の教室に通わずフラッシュカードなどの教材を購入して、おうちで七田式の教育をする場合、このカードフラッシュがポイントになります。
一秒間に1~2枚のスピードでフラッシュするには鍛錬(!)が必要ですし、ずっと同じ内容では子どもも飽きてしまうので、いろんな種類のカードを揃える必要があります。
そうなると、費用もかかりますし収納場所のことも考えなくてはいけません。

その点、DVD なら適切なスピードでフラッシュしてくれるので見せるだけでOKですし、毎月違った内容のものを見せることができますのでたくさんのカードを買い揃える必要もなく、コスト的にもおすすめです。

 

<うた>

「もっとはっぴぃタイム」のDVDには社会科ソング・理解ソングのコーナーが2回に1回入っていて、DVDを見ながら歌を聞くことで、小学校で習う内容の先取り学習ができるように。
またDVD に出てくる歌を6ヵ月分まとめたCDが、「もっとはっぴぃタイム」vol. 6とvol. 12のオリジナル付録としてついてきます。

勉強して無理やり詰め込んだ知識はすぐに忘れてしまいますが、歌って大人になっても、いつまでも覚えていますよね。小さい頃に見ていたアニメの内容はすっかり忘れてしまっていても、なぜか主題歌だけはいまだにカンペキに歌えたり。

後に学校で習うときに「知ってる!」「聞いたことがある!」というのは自信につながりますので、今のうちから「おべんきょう」というかんじで無理矢理おぼえさせるのではなく、歌や画像で自然にインプットしておくのは有効です。

ちなみに七田のオンラインストアでも歌の教材が販売されていますが、DVDは少なく、CDのみやCDと絵本がセットになったものがほとんどで、歌を聴きながら一緒に見せるためのフラッシュカードはありません。
つまり、歌+画像や映像でインプットできる商品はほとんどありません。

(七田のレッスンで歌いながら見せるフラッシュカードは、教室用にしか購入できないものだったり、教室の先生方が手作りしているものだったりします。)

 

<記憶トレーニング>

七田のレッスンの特徴として、暗唱や、直観像、リンク法・ペグ法などの右脳記憶トレーニングがあげられます。
「もっとはっぴぃタイム」のDVD には「記憶」のコーナーが毎回入っています
Vol.1は「つなげて!つなげて!」。10個の単語をお話でつなげて順番におぼえる“リンク法記憶“です。

“リンク法記憶“とは、たとえば「りんご」「えんぴつ」「あり」の3つの言葉を覚えるときに「りんごにえんぴつがささっていて、その上にありが乗っていました。」などとお話を作り、そのお話を頭の中でイメージすることで記憶する方法です。
七田の教室では、このリンク法とペグ法を組み合わせて、円周率1000桁(!!)までおぼえる、という取組をします。

※ペグ法:
ペグとは、杭のこと。つまり、何かにひっかけて、それを手がかりに記憶する方法のことで、「01=ワイシャツ」「02=鬼」「15=イチゴ」など、1から100までの数字を物とセットで覚え、「150201」なら、「イチゴをほおばっている鬼がワイシャツを着た」等とお話でつなげて覚えます。

「円周率1000桁を覚えて何か意味があるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは円周率を覚えることが目的ではなくて、覚える過程を通じて記憶の手法そのものを身に付けることであったり、大量の情報を記憶することで記憶の容量を大きくすることが目的なのです。

 

また七田の教室では年齢に応じ、詩や俳句、百人一首、古典文学、漢詩などの暗唱の課題に取り組みますが、「もっとはっぴぃタイム」でも、1年で6編の漢詩をマスターすることを目的に、DVDでは漢詩を歌と踊りに合わせて(!)覚え、ワークブックでは覚えたものをアウトプットすることで定着させる、という流れで右脳記憶を育てていきます。

 

<ちえ>

教室ではプリントや教材を使ってするところの取組内容もDVD に含まれています。
Vol.1では、3つのヒントから思いつくものを考える「スリーヒントゲーム」や、数字の列に葉っぱが飛んできて隠れた数字を考える「かくれた数は?」、10の束が2つと6でいくつかな?(「10のたば」)など。
いずれも今月のワークブックの内容とリンクしていて、DVDでゲーム感覚で学んだものをワークブックで復習し、知識として定着させる流れになっています。

ワークブック

次に、「もっとはっぴぃタイム」のプリント教材、「もじ+みぎのう」「かず+みぎのう」について見ていきたいと思います。

問題の大半がDVDの内容に対応していて、DVDを見て・聞いてインプットした内容を、このワークブックに取り組むことでアウトプットし、定着させることが目的になっています。

ボリュームは、「もじ+みぎのう」「かず+みぎのう」それぞれ24枚ずつ。日曜日を除いた月~土曜日の週6日×4週間分です。1枚ずつ切り離せるようになっていて(というかページを開くとすぐにパラパラと外れてしまいます💦)、1日1枚ずつ、計2枚を行うことで学習を習慣化するようになっています。


「もじ+みぎのう」

「もじ+みぎのう」の内容は、ひらがなの理解、読み書き、助詞の使い方の理解、漢詩の暗唱

Vol . 1は濁音です。最初は読みからスタートして、

なぞりがき

クロスワードとすすんでいきます。

1週間分の6ページのうち、漢詩と右脳が1ページずつ含まれているので、「もじ」の内容のページは実質、週4ページになっています。

漢詩は、DVD で歌&ダンスで紹介されている「江南の春」についての内容。

1ヶ月を通してひとつの漢詩をおぼえる流れになっています(が、はやい子なら1ヶ月たたずにおぼえてしまうでしょうね)。

右脳部分の内容は、4歳~6歳対象としては簡単な印象です。

 

「かず+みぎのう」

「かず+みぎのう」では、たしざん九九に取り組み、指を使わなくても1桁の数のたし算が解けることを目指した内容になっています。

 

Vol. 1では

数字の順番(順唱・逆唱)

合わせていくつ(絵)

足し算の式

10の束

10以上の数

ながさの順番

 

右脳部分は「もじ+みぎのう」と同様、週に2回くらいのペースで入っています。

スリーヒントゲーム

迷路

絵合わせ

「もじ+みぎのう」と「かず+みぎのう」を見ての感想ですが、この「もっとはっぴぃタイム」の対象年齢が4~6歳と幅広いため、現状のお子さんのレベルに合うかどうかはかなりむずかしくなってくるかなぁと思います。

左脳部分をこのワークブック2冊でカバーするのはむずかしいと思うので、そこに関してはお子さんの現状に合った市販のドリルやプリントを組み合わせるのが良いかと思います。

オリジナル付録

Vol.1の付録は「はっぴぃパズル」

直角二等辺三角形を中心とした○種類のピースを組み合わせてかたちをつくる、タングラムのようなパズルで、10種類のお手本が載った小冊子がついています。

お手本は原寸大なので、上にピースを置いて作ることができます。上に置かずに、お手本を見ながら作るようにすれば難易度はグンと上がります。

「もっとはっぴぃタイム」で七田式教育を実践するなら、足りない部分はどうカバーする?

では実際に「もっとはっぴぃタイム」を使って七田式の幼児教育を実践する場合、「はっぴぃタイム」では網羅されていない部分をどう補えばいいの?という点について述べてみたいと思います。

「はっぴぃタイム」では網羅されていない項目


・プリレッスン(深呼吸、瞑想、暗示)

プリレッスンは、レッスン前にリラックスして取組の効果を高めるのが目的で、深呼吸のあと目を閉じた状態で「今日も楽しくレッスンできるよ」などと暗示を入れてあげるというもの。特に教材などは必要ないので、別途おうちで実施することは可能。なんなら省いても可。

 

・イメージトレーニング/・当てっこ遊び(ESP)

イメージトレーニングやESP は本格的に取り組もうと思えば、専用の教材があるので購入することもできますが、教材がなくてもできますし、「正直イメトレ・ESPまでは必要ない・・・」という方も多いと思うので、その場合は省いてもOK。

「はっぴぃタイム」では一部網羅されている項目


・うた

「もっとはっぴぃタイム」のDVD には2ヶ月に1回、社会科ソング・理科ソングのコーナーがありますが、実際のレッスンでは毎回10曲前後は歌うので、それに比べたら物足りないですね。

もっとたくさん取り入れたい場合ですが、前述したように七田の教材には歌のDVDがあまりありませんが、歌のCDはいろいろとあります。知識を取り入れたいジャンルのCDを選んでかけ流すだけで良いので、取り入れやすいです。


七田式教材 社会科&理科ソング5科目セット(日本地理・世界地理・生物・地学・物理化学)


・記憶トレーニング

「もっとはっぴぃタイム」のDVD には「記憶」のコーナーが毎回入っていて、リンク法をはじめレッスンでも行うものと同様の記憶トレーニングをすることができますし、暗唱についても、1年で6編の漢詩をマスターすることを目的に、DVDでのインプット→ワークブックでのアウトプットという流れになっていますので、取り組みやすいと思います。

評価が〇ではなく△になっているのは、暗唱など覚えるのが早いお子さんだと1ヶ月で1編と言わず、すぐにおぼえてしまうと思いますので、その場合はプラスで暗唱課題を用意してあげる必要があるためです。


・プリント(ワークブック)

・教材(積み木、パズルなど)

・プリント学習に関しては、「もっとはっぴぃタイム」付属のワークブック2冊のみだと物足りないかも・・・。ボリューム的にもそうですし、教材の対象年齢の幅が広いので、レベル的にもぴったり合うケースのほうが少ないのではないかと思います。

また、毎月1つオリジナル付録が付いてきますが、レッスンでは毎回、左脳の取組だけでも数種類の教材を使用するので、それと同等、という訳にはいきません。

なので、左脳部分に関しては市販の教材を他の教材を組み合わせて、お子さんのレベルに合った取り組みをするのがオススメ。

 

なお評価〇の項目(ばっちり網羅されている)はフラッシュカード。レッスンで見せるフラッシュカードと同程度の枚数をDVDで見せることができます。フラッシュカードを購入しておうちの方がフラッシュして見せるのに比べてラクだし、たくさんのフラッシュカードを買い揃えるコストや収納場所の心配もしなくて済むのもGOOD。

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 まとめ:「もっとはっぴぃタイム」はこんな人にオススメ!

七田チャイルドアカデミー講師歴6年の私が検証した結果「もっとはっぴぃタイム」をオススメしたいのはこんな方!

・七田式や右脳教育に興味あり。どんなものかちょっと試してみたい。

右脳教育に興味はあるけど、イメトレやESPなど本格的なのはちょっと抵抗が・・・

・フラッシュカードや記憶トレーニングなど、知育的効果に直結しそうなものだけを取り入れたい。

家でフラッシュカードをしたいけど、自分ではうまくできる自信がない。

大量のフラッシュカードを収納するスペースがない。

上記のような方に、「もっとはっぴぃタイム」はちょうどいい教材ではないかと思います。
しかも今なら「はっぴぃタイム」「もっとはっぴぃタイム」が、初回が半額の2,106円に!
試しに実際の教材を購入してみて、「やっぱり合わないな」と思えば1ヶ月だけで退会することも可能なので、この機会にいちど試してみることをオススメします。

【2020.3.13追記】:現在「はっぴぃタイム」「もっとはっぴぃタイム」は販売を終了していますが、右脳トレーニングができる学習教材をこちらの記事でご紹介していますので、よろしければご参考まで。

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