七田(しちだ)のレッスンを再現しよう!おうちで右脳を鍛える取組まとめ

七田(しちだ)式などの幼児教室で実践されている右脳教育。
左脳にはない優れた力があると言われる右脳の力を伸ばすことを目的としています。

「右脳教育に興味はあるけど、教室に通うのは金銭的にも時間的にもちょっと難しい・・・」
「教室のレッスンと同じように、右脳の力を伸ばす取組をおうちで実践したい!」

・・・という方向けに、私が七田チャイルドアカデミーで講師をしていた時代のレッスンの流れを踏まえて、おうちでの右脳トレーニングの方法をご紹介した記事をまとめました。

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右脳の力と左脳の力について

そもそも「右脳教育」で鍛えられる右脳の力とはどのようなものなのか?についてあらためて簡単にご紹介します。

同じ脳でも、右脳と左脳ではそれぞれの働きがまったく異なります。
左脳は、言葉を介して思考する「言語脳」
少しずつ理解しながら学習していくのが得意で、分析力や論理性に優れています。

それに対して右脳は、直感的な「イメージ脳」
イメージ(映像)を媒介として、高速で大量の情報をあるがままに受け入れるのが特徴。
記憶力やひらめき力、豊かな創造性を発揮します。

0歳から3歳までは「右脳優位の時代」と言われ、右脳への入力(インプット)を中心に脳の回路をしっかりとつくっていくことが大事になります。

3歳から6歳までの時期は「右脳から左脳への移行期」です。
意識しなければ右脳は使われなくなっていきますので、意識的に右脳を使うことが必要となります。
右脳へ入力(インプット)したことを出力(アウトプット)することで、右脳と左脳をつなぐ回路をつくり、能力の定着を図ります。
※アウトプットとは、言う・描く・描く・行う などのことを言います。

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七田チャイルドアカデミー時代のレッスンの流れ:右脳編

私が講師をしていた七田チャイルドアカデミーは右脳+左脳の全脳教育を実践していましたので、レッスンの半分が右脳の取組、残りが左脳の取組というように分かれていました。

(右脳の取組と左脳の取組の時間的・ボリューム的なバランスは必ずしも半々というわけではなく、各教室の方針により違いがあります。)

私が行っていたレッスンのカリキュラムの中から、右脳的な取組の部分をピックアップしてご紹介します。

 

①プリレッスン(深呼吸、瞑想、暗示)

レッスンの冒頭で、まずはリラックスして右脳回路を開き、レッスンの効果を高めます。

②イメージトレーニング

CDのお話や効果音を聞きながら、目を閉じてイメージを広げたり、オレンジカードを使った残像訓練を行います。

③当てっこ遊び(ESPあそび)

カードを伏せたまま「リンゴの絵はどっち?」と当てる「どっち遊び」など、遊び感覚で右脳の直感力・ひらめき力を活性化。

④記憶トレーニング

カードにかかれた絵や文字を、写真を撮るように一瞬で記憶する「写真記憶(直観像)」や、お話を聞いて内容を記憶する「聴覚記憶」、何枚かの絵カードをお話でつないで(リンクさせて)順番に覚える「リンク法」など、さまざまな手法による記憶のトレーニング。

⑤カードフラッシュ・うた

絵や文字が書かれたカードを、1枚1秒以下のスピードで次々とめくるフラッシュカード。
レッスンでは、毎回200~300枚以上のカードをフラッシュします。

また歌を歌いながらカードをフラッシュすることで、文字や数をはじめ、たしざん九九やかけざん九九などの算数的な分野や、都道府県の名前と形などの地理的な分野、植物や生物の名前などの理科的な分野などの知識も自然にインプット。

⑥暗唱

暗唱とは、文章を記憶して何も見ないでそらんじること。
詩や俳句、百人一首、古典文学、漢詩などを暗唱することで右脳記憶を育て、また美しい表現に触れることで感性や表現力を高めます。

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七田のレッスンを再現してみよう!おうちでできる右脳トレーニングの方法まとめ

上でご紹介した七田のレッスンの流れに沿って、おうちでの右脳トレーニング方法に関する記事をまとめてご紹介します。

■右脳の能力を高める取組①<プリレッスン>

「プリレッスン」とは、右脳トレーニングの前に深呼吸・瞑想・暗示を行うことでリラックスした状態をつくり、右脳にスイッチを入れるためのもの。

右脳トレーニングの前に行うことで取組の効果がアップする「プリレッスン」に関する記事はこちら>>>

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七田式などで知られる「右脳トレーニング」と言えば、フラッシュカードや、暗唱などの記憶トレーニングが頭に浮かぶ方が多いと思…

■右脳の能力を高める取組②<イメージトレーニング>

「まねっこ遊び」や「残像訓練」など、目の前に存在しないものを”右脳の五感”で感じるトレーニングで、右脳のイメージ力を育てます。
自分の思ったとおりのイメージを明確に思い浮かべることができるようになると、学習やスポーツ、芸術など、実生活のあらゆる分野で絶大な効果があります。

右脳の力の根源となる「イメージ力」を高めるトレーニング方法に関する記事はこちら>>>

おうちで知育

「イメージトレーニング」と言えば、スポーツの分野などでよく聞かれる言葉ですよね。 アスリートが試合での最高のパフォーマン…

■右脳の能力を高める取組③<当てっこ遊び(ESP)>

ESP(感覚外知覚:extra sensory  perception)とは「実物を見なくても見える」「音を聞かなくても聞こえる」など、体の器官に頼らなくてもイメージ(感覚)でさまざまな情報を感じ取ったり伝わる力のこと。

ESPあそびでイメージする力を育てることで「ひらめき」や「直感力」が高まり、理屈ぬきで迷わず適切な判断ができるようになったり右脳の記憶力が高まる等、いいことがいっぱい!

「あてっこ遊び」で右脳の「ひらめき・直観力」を高める方法をご紹介した記事はこちら>>>

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左脳にはない優れた力があると言われる右脳の力、『ESP』。 『ESP』と聞くと、「エスパー」とか「超能力」という言葉を連…

■右脳の能力を高める取り組み④-1<写真記憶>(直観像)

写真や絵のカードを一目見て覚え、見たとおりに再現するトレーニング。
実際に見せる時間は一瞬~数秒でも、トレーニングを繰り返すうちに、目を閉じるとそのカードが、まるで写真を撮ったようにはっきりと思い出せるようになります。

1歳からできる「写真記憶あそび」をご紹介した記事はこちら>>>

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右脳の力には、“見たり聞いたりしたことを一瞬で記憶し、忘れない”という、イメージによる記憶能力があります。 見たものを、…

■右脳の能力を高める取り組み④-2<リンク法>

たくさんのものを、お話でつないで順番に覚えるという記憶の手法。
例えば「ライオン」「チューリップ」「傘」「すいか」「赤ちゃん」の5つの言葉を「ライオンがチューリップ柄の傘でスイカを突き刺して、赤ちゃんと一緒に食べました」などとお話を作って覚えます。
七田のレッスンでは、この「リンク法」に「ペグ法」という記憶法を組み合わせて、円周率1000桁を記憶するという取組も。

円周率1000桁も記憶できる!?「リンク法記憶」に関する記事はこちら>>>

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お子さんの記憶力をアップさせたい、と思わない親御さんはいらっしゃらないと思います。 あらゆる学習の場面に限らず、生きてい…

■右脳の能力を高める取組⑤<フラッシュカード>

絵や文字が書かれたカードを、名前を読み上げながら1枚1秒以下のスピードで次々とめくっていく(フラッシュする)取組。
意味を教えるために見せるのではなく、あえて、左脳がついていけないほどの高速で見せていきます。

通常、右脳の働きは左脳によってブレーキがかかっていますが、カードを高速でフラッシュすると、左脳だけでは情報が処理しきれなくなり、右脳へとバトンタッチされます。

フラッシュカードをする際にぜひ知っておきたい効果的な方法や注意点はこちら>>>

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■右脳の能力を高める取り組み⑥<暗唱>

暗唱の主な目的は、脳の働きを変化させ右脳記憶を育てることですが、暗唱する題材によって、感性や表現力を高めたり、入力したものを知識として定着させるなど様々な効果があります。

「暗唱」について、私が使っている教材や、保護者さまからよくいただくご質問に解答しています>>>

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私の教室では、2歳児さん~小学生までの各学年で「暗唱」の課題に取り組んでいます。 記憶力を高めるために取り組んでいる「暗…

最後に

右脳のトレーニングはちょっと特殊(!?)なだけに、教室に通わなければむずかしいと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、実際にはおうちでもじゅうぶん取り組めるものばかりですので、右脳教育にご興味のある方は、ぜひ取り組んでみてくださいね。

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