タオ社の教材『天神』が、右脳トレーニングを家庭学習に取り入れたい人におすすめな3つの理由。

タオ社の家庭学習教材『天神』は、パソコンやタブレット上で学習するデジタル教材ですが、学習内容や購入の仕組みなど、他の通信教育とは一線を画す、ちょっと珍しい教材。

中でも『天神』幼児版は「おうちで右脳教育ができるレアなデジタル学習教材」として、お子さんの右脳教育を考えているご家庭にご紹介したい教材です。

今回は、「『天神』が、右脳トレーニングをお子さんの家庭学習に取り入れたいと考えているご家庭におすすめな理由3つ」をご紹介します。

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『天神』が、右脳トレーニングを家庭学習に取り入れたい人におすすめな理由3つ。

『天神』には、右脳トレーニングに欠かせない「フラッシュカード」が2352枚分入っている。

『天神』幼児版は、知識・数量・言葉・記憶・思考の5分野59ジャンル・約10000問の中から、いつでも自由に好きな分野を学べるのが特徴。

中でも「知識」の分野では、生き物・食べ物・乗り物・楽器や名画・天体など、いろんなジャンルの絵と、それに対応する名前(文字)のフラッシュカードが2352枚分含まれているのです。

ちなみに、右脳教育でおなじみ七田式の代表的なフラッシュカードの教材「かな絵ちゃん」は、1セットでカード1200枚。
表が絵・裏が文字になっていて、両面で2400枚分です。
『天神』幼児版には、この「かな絵ちゃん」とほぼ同数のフラッシュカードが入っていることになります。


☆七田式(しちだ)フラッシュカード教材☆かな絵ちゃん日本語セット☆★

七田などの教室に通わずにおうちで右脳トレーニングをする場合、フラッシュカードが取組のメインになることが多いと思います。

しかしながら、フラッシュカードを一秒間に1~2枚の超高速でめくるにはある程度の練習が必要ですし、ずっと同じ内容では子どもも飽きてしまうので、いろんな種類のカードを揃える必要もあります。
そうなると費用もかかりますし、フラッシュカードはかなりかさばるため収納場所のことも考えなくてはいけません。

その点『天神』のようなデジタル教材なら、自動的にフラッシュして見せてくれるので練習ナシでOKですし、カードの収納場所をとることもないのでおすすめです。

ちなみに『天神』では、フラッシュカードの音声を日本語・英語・音声なしの3つから選べたり、フラッシュのスピードを3段階で調整できたり手動にすることもできるなど、便利な機能が備わっています。

『天神』では、通信教育の教材ではレアな「記憶トレーニング」ができる。

右脳トレーニングでフラッシュカードの他に特徴的なものとして、暗唱や、直観像、リンク法・ペグ法などの右脳記憶トレーニングがあげられます。

目で見たり、耳で聞いたものを記憶してアウトプットするトレーニングなのですが、『天神』には、目や耳からの情報を記憶する問題が100項目・1800問以上含まれています。

『天神』幼児版に含まれる「記憶」ジャンルの取り組みには、次のようなものがあります。

「形」の記憶

「形の記憶」は、見本の絵や図形を数秒間見た後、いま見た絵と同じものを4つの選択肢の中から選ぶ問題。
見たものを、まるで写真に撮るように頭の中に映像としてそのまま残す、七田でいうところの「写真記憶」に近いですね。

絵や図形を記憶して似たような絵の中から同じものを選ぶには、記憶力が必要なだけでなく、絵や図形の細かなところまでしっかり見て特徴をつかむこと、すなわち“かたちを見る目”が必要になります。

「絵」の記憶

「絵の記憶」は、ある場面の絵をじっくり見て記憶し、その場面に出てきたものを選ぶ問題。
「形の記憶」よりも複雑な場面を短時間で記憶するので、例えば「リスさんが木の上でどんぐりをもっているね~」などとお話をしながら、絵に描かれているものをイメージに残します。

「位置」の記憶

小学校受験でも出題される「位置の記憶」は、マス目にかかれた絵や色、記号などの場所を記憶して再現する問題。
マス目の数(3×3マス~5×5マス)や記憶する絵の数などによって難易度の幅があり、簡単な問題から順にレベルを上げて取り組んでいけるようになっています。

「順番」の記憶

「順番の記憶」は、1つずつ現れる絵や記号、数字を記憶し、出てきた順番通りに再現する問題。
絵の数は2つから7つまで、6段階のレベルがあります。

「視覚記憶」のトレーニングはデジタル教材ならでは

なお、「形の記憶」「絵の記憶」「位置の記憶」「順番の記憶」など、目からの情報による記憶のトレーニングの教材には、七田ではこのようなもの↓がありますが・・・


☆七田式(しちだ)記憶訓練ミニカード みぎのうくん☆★

短時間ぱっと見せて記憶し、それを再現するといった視覚による右脳記憶の取り組みは、パソコンやタブレットなどの画像を用いるほうがテンポよく取り組めます。
人がカードなどを用いて行うよりもデジタル教材のほうが、右脳に効果的に働きかけられるのです。

「百人一首」の記憶

「百人一首の記憶」は、「記憶」ジャンルではなく「言葉」ジャンルの問題として取り入れられています。
百人一首が読み上げられる音声を聞いて記憶し、上の句に合う下の句を選ぶ問題などに取り組みます。

七田では、冊子と読み上げのCDを用いて、百人一首や俳句などの暗唱課題に小さいうちから取り組みます。

暗唱とは、意味の理解を求めず、聞いたままを繰り返し言えるようにすることで右脳記憶を育てるのが主な目的ですが、暗唱する題材によって、感性や表現力を高めたり、入力したものを知識として定着させるなど様々な効果があります。

『天神』は、七田式の通信教育と比較してコスパは良い?悪い?

『天神』は他の通信教育のように”月額いくら”ではなく、0〜6歳分(幼児版の場合)の学習内容すべてをまとめて購入する「買い切り」システム
そして、その金額は30万円以上(タブレット版とPC版で金額が違います)。

この金額を聞いてギョッとした方も多いのではないかと思います。(私もです。)
確かに、通常の通信教育と比較するとかなりお高い気がしますね。

実際に月額に換算して比較するには、何歳から何歳まで使用するかによって違ってきますので一概には言えませんが、仮にMAX6年間使用するとして、72ヶ月で割ると、約4500~5000円/月です。

(※ちなみに『天神』は、きょうだい何人でも同一の料金で使えますので、その分コスパはあがります。もちろん、学習結果もそれぞれ個人ごとに記録されます。)

主な幼児向け通信教材の多くは月額1000円台~2000円台。
中には1000円以下のものもありますので、『天神』との金額の差は歴然です。

しかしながら、『天神』と同様にフラッシュカードや記憶トレーニングなどの「右脳教育」を含んだ、七田の通信教育との比較で考えてみると・・・

七田の通信教育幼児コースは【ちえ】【もじ】【かず】【生活】【右脳】の5分野で構成されていて、料金は年会費10万4500円(税込)。

対象年齢は『天神』と同じく0~6歳までですが、仮に0~6歳までの6年間学習をする場合、七田の通信だと年間10万4500円(税別)×6年分で62万7000円となります。
(※七田式 通信教育の詳しい情報はこちらの公式サイトをご参照ください。https://www.shichida.co.jp/course/youji_lyk/

一方『天神』の場合は0〜6歳分トータルで30万円台なので、4年以上使用する前提ならば、トータルの金額は七田よりも『天神』のほうが安いということになります。

もちろん、七田の通信のほうはフラッシュカードや知育玩具など実際の教材を使用した学習スタイルで、一方『天神』はパソコンやタブレットを使用するデジタル学習。
それぞれの学習スタイルが大きく違うため、単純に料金だけで比較することはできませんが・・・
ひとつの指標として、参考にすることはできるかと思います。

最後に

デジタル学習教材『天神』は、他のメジャーな通信教育の教材とくらべるとあまり馴染みがないですし、学習内容も料金システムも他の通信教育とはぜんぜん違うため、「興味はあるけどちょっとためらう・・・」という方が多いと思います。

しかしながら、他とはちがう無二の教材ゆえ、ハマるご家庭にはぴったりハマるのではないでしょうか。
特に右脳教育に興味があるご家庭には、一考の余地があるのではないかと思います。

なお『天神』には、体験専用のパソコンやタブレットを4日間自宅で試せる無料体験のシステムもあります(往復の送料ももちろん無料)。

(『天神』の無料体験は、まず公式サイトから資料請求をした上で、送られてきた資料に入っている無料体験の案内から申し込む必要があります。)

なにぶん「合う・合わない」がハッキリ分かれる教材ですので、まずは資料請求で内容をくわしく確認してみてから、「いいかも」となったら無料体験を申し込むことをオススメします。

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