幼児教室の体験レッスンではここをチェックしておこう。見落としがちなポイントをお伝えします。

幼児教室を選ぶ際には、教育方針やカリキュラム内容、授業料などさまざまなポイントで比較検討されるかと思いますが、いずれにしても、実際に教室を訪問して体験レッスンをするのは必須ですよね。

今回は、幼児教室の体験レッスンに参加した際にチェックしておきたいポイントをお伝えします。

なお「レッスンでどんなことをするのか?」や「教室の教育方針は?」など、当然確かめるべきことについては今回の記事では触れていません。

あくまでも、「見落としがちだけど必ず確かめておきたいポイント」に絞ってお伝えしますので、あしからずご了承くださいね。

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幼児教室の体験レッスンで、見落としがちだけど必ず確かめておきたいポイント5つ

教室までの通いやすさ

通学に時間がかかりすぎないか
・(車の場合)駐車場、駐輪場の有無、近隣コインパーキングの場所
・(電車の場合)実際に通う時間帯の混み具合

基本的には、ご自宅の近くで幼児教室をさがす場合が多いと思いますが、中には電車や車で通われることもあるかと思います。

いずれの場合も、通学にあまり時間がかかるようですと幼児さんには負担が大きくなります。
また車の中でお子さんが寝てしまうと、寝起きは機嫌が悪くてレッスンどころではなくなってしまう場合も。
体験レッスンの際に、実際にどれくらいの時間がかかるかを確かめておきましょう。

車で通う場合

教室に専用の駐車場がある場合は良いですが、たいていは近隣のコインパーキング等を利用することになる場合が多いと思います。
その場合は、コインパーキングから教室までの距離も確認しておきましょう。

自宅から教室まではそれほど時間がかからなくても、近隣の駐車場に停めてから教室まで歩くのに予想外に時間がかかってしまうこともあります。

暑い時期・寒い時期・雨の日などはなおさら大変になりますので、しっかりチェックしておきましょう。

電車で通う場合

電車で通う場合、電車に乗っている時間や、駅から教室まで歩く時間を確認するのはもちろんですが、実際のレッスンに合わせた時間帯の混み具合などもチェックしておきましょう。

うちの教室に電車で通ってくださっている生徒さんは、コロナ禍の状況において教室の休校措置を待たずに自主的にお休みをされる方も多かったです。

コロナに限らずインフルエンザなどの感染症のリスクは、電車に乗っている時間の長さや混み具合によっては高くなってしまう可能性もありますので、しっかりチェックしておきましょう。

教室や建物の利便性、清潔感

(テナントビル2階以上の場合)エレベーターの有無
・トイレが清潔かどうか

実際に行ってみて、教室や建物自体の利便性や清潔感、ベビーカーでの動線などもチェックしておきましょう。

教室がテナントビルの2階以上に入っている場合、エレベーターがなければベビーカーで階段を上り下りするのは大変です。

また教室自体はキレイでも、トイレはビルの共用のものをを使用する場合も。
そちらのほうも清掃が行き届いているかや使いやすさを確認しておきましょう。

講師の先生との相性

・講師の先生と子どもの相性
・講師の先生と親御さんとの相性
・体験レッスン担当の先生が入室後も担当かどうか
・先生が変わる頻度、可能性はどの程度あるか
幼児教室では、講師の先生とお子さんとの相性がとても大切。
いくらカリキュラムや教育方針がすばらしくても、お子さんと先生の相性が合わなければ、十分な教育効果が得られなくなってしまいます。
なので、体験レッスンではお子さんと先生との相性(楽しそうにレッスンを受けているか)を確かめましょう。
また、お子さんとの相性と同時に、親御さんと先生との相性ももちろん大事です。
なお注意しなくてはならないのは、必ずしも、体験レッスンをしてくれた先生が、実際に入室した後も担当になるとは限らないということ。
体験レッスンはスキルの高いベテランの先生が行って、入室後には新人の先生が担当する、ということもありえます。
また、学年代わりで先生が変わることはよくありますが、年度の途中でも変わる可能性があるかどうか等も確かめておくとよいですね。

通っている保護者の雰囲気

・他の保護者の方とうまく付き合っていけそうか
・親御さん自身も、楽しく教室に通うことができそうか
集団レッスンで、母子分離でなく親御さんもレッスンに入る場合、同じクラスで一緒にレッスンを受ける親御さんとの相性も気になります。
我が子がレッスン中に騒いだりふざけたりした場合の対応など、子どもに対するスタンスの違いがあると、お互いにストレスとなってしまいますよね。
体験レッスンでは、実際のクラスに入るのではなく個別でレッスンを受ける場合もあるため、実際に入室した際にどんな親子とクラスメイトになるかを確かめることはできない場合が多いですが・・・
可能であれば、体験レッスンの時に他の教室をちらっと覗いてみたり、来ている親子がどんな雰囲気かを観察してみるだけでも参考になります。
明らかに、自分とは合わなそうな雰囲気の人が多いな・・・という場合は、少し検討の余地があるかもしれません。

個別に相談がしやすいかどうか

レッスンとレッスンの間の時間に余裕はあるか
・定期的に個人面談などがあるか
・相談したいことがある場合の対応は
実際に教室に通うことになったら、レッスン中のお子さんの様子を踏まえて、より成果を上げていくためのアドバイスがほしいもの。
親子一緒のレッスンであればお子さんの様子はわかりますが、母子分離の場合、「レッスンでどんなことをしているのか、子どもがちゃんとできているのか、何もフィードバックがないので一切わからない」ということも有り得ます。
「うちは全部おまかせしてますので・・・」という場合にはそれでも良いかもしれませんが、何か先生に相談したいことがある場合に、ちゃんと話を聞いてもらえる体制が整っているかどうかは確認しておいたほうが良いですね。
まず、レッスンとレッスンの間の入れ替えの時間に余裕があるかどうか。
教室によっては5分で入れ替え、という場合もあります。
それだと“レッスン終わりに先生とちょっと立ち話”すらもむずかしいので、込み入った相談などはなおさら無理ですよね。
その場合は、定期的に先生との個人面談が設定されているかどうか、また、何か先生に相談したいことがある場合にはどのように対応していただけるのか等をあらかじめ確認しておくようにしましょう。

最後に

「幼児教室の体験レッスンで、見落としがちだけど必ずチェックしておきたいポイント5つ」をまとめておきます。
教室までの通いやすさ

・通学に時間がかかりすぎないか
・(車の場合)駐車場、駐輪場の有無、近隣コインパーキングの場所
(電車の場合)実際に通う時間帯の混み具合

教室や建物の利便性、清潔感

・(テナントビル2階以上の場合)エレベーターの有無
・トイレが清潔かどうか

講師の先生との相性

・講師の先生と子どもの相性
・講師の先生と親御さんとの相性
・体験レッスン担当の先生が入室後も担当かどうか
・先生が変わる頻度、可能性はどの程度あるか

通っている保護者の雰囲気

・他の保護者の方とうまく付き合っていけそうか
・親御さん自身も、楽しく教室に通うことができそうか

個別に相談がしやすいかどうか

・レッスンとレッスンの間の時間に余裕があるか
・定期的に個人面談などがあるか
・相談したいことがある場合の対応

今どきはインターネットでさまざまな口コミを見て参考にすることもできますが、「良い・悪い」の判断は、幼児教室に何を求めるかによって変わります。

他人の意見はあくまで参考程度にとどめて、ご自分の目で・耳で・肌で、お子さんにとってより良い教室を選んであげてくださいね。

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