昨今は幼児さんから学べるタブレットなどのデジタル教材も増えていますが、今回ご紹介する「marbotic」(マルボティック)は、アプリをインストールしたタブレットと、木製のブロックという具体物を融合して遊びながら学べる今ドキの知育ツール。
使用するアプリによっては、2歳児さんから使えます。
小さいお子さんにタブレットを与えるのをためらってしまう親御さんも多いと思いますが、「マルボティック」はタブレットからの受け身の刺激だけでなく、自ら手を動かして働きかけながら学ぶ新しいツールになります。
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「マルボティック」(marbotic)とはどんな知育玩具?
モンテッソーリ教育にインスパイアされた教材
「マルボティック」はフランス生まれの知育玩具。
子どもが自発的に活動することを促すモンテッソーリ教育からインスパイアされ、子どもが遊びの中で自ら学ぶことを目指して開発されました。
遊び方は、アルファベットもしくは数字の形の木製ブロックをタブレット上にスタンプすると、音声やイラストが飛び出して発音や数の概念などを学ぶことができる、というもの。
自分のアクションによって音が鳴ったりイラストが変化したりする楽しさが、また次のアクションを起こすモチベーションにつながり、飽きずに長く学習が続く教材。
視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚といった“感覚”を大事にするモンテッソーリ教育が発端となっているだけあって、木製のブロックは形や重さ・手ざわりにもこだわって作られており、子どもたちの五感を刺激します。
なお、手持ちのタブレットに無料のアプリをダウンロードするだけでWi-FiやBluetoothなどは必要なし。
ブロック自体には電子部品を使用していませんので充電の必要もなく、安心・安全に使えます。
デジタルとアナログの融合。手を動かして具体物をあつかうことで脳を活性化。
タブレットで画像や動画を見るだけなら、一方的に与えられる刺激をただ受動的に受け取るだけですが、アプリを使うことで、自ら働きかけて能動的に学ぶことになります。
また、さらに「マルボティック」では視覚や聴覚に加え、木製のブロックという実際の形あるものを使用することで、運動感覚をも使います。
身体の動きを学習に結びつけることで集中力と記憶力を高めることができる、「デジタル+アナログ」ならではの効果が期待できる知育玩具です。
英語などの多言語を学ぶ「スマートレターズ」と、数の概念を学ぶ「スマートナンバーズ」の2種。
8種類の言語が学べる「スマートレターズ」
「スマートレターズ」は、A〜Zまでの26個のアルファベットの木製ブロックを使い、英語をはじめ8種類の言語の読み書きや発音を学びます。
対応言語はイギリス英語・アメリカ英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語・オランダ語・スウェーデン語・デンマーク語。
成長にあわせて選べるアプリは4種類あります。
*アルファベットを学ぶ「Alphamonster」(2~5歳)
・文字と発⾳を学ぼう
・大文字、小文字、筆記体
・単語をつくろう
*語彙を増やす「Vocabubble」(3~6歳)
・新しい言葉を発⾒しよう
・読んでみよう
・キャラクターを使って学ぼう
*単語を学ぶ【Bla Bla Box】(4~7歳)
・言葉を作ってみよう
・スタンプして発音を覚えよう
・文字を関連づけてみよう
*英語の読み方を学ぶ【Lil Reader】(4~7歳)
・発音のステップバイステップ
・発音の知識を高めよう
・かんたんな単語を読み書きしてみよう
数の基礎から足し算・引き算までが学べる「スマートナンバーズ」
「スマートナンバーズ」は0~9までの10種類の木製ブロックで、数の基礎概念から100までの数、足し算・引き算の計算までを学ぶことができます。
対応するアプリは3種類。使用できる言語は最大21言語が無料で選択可能となっています。
*0~10までの数を学ぶ【10 Fingers】(2~4歳)
・0から10までの数字を数えてみよう
・15カ国の言語で数えてみよう
*100までの数字を学ぶ【Up To 100】(4~6歳)
・単位の数量の概念を学ぼう
・ビーズを動かしてみよう
・ビーズと数字を確かめてみよう
*たし算とひき算を学ぶ【More Or Less】(5~8歳)
・たし算とひき算をやってみよう
・玉を動かして答えてみよう
・レベルを上げてみよう
「マルボティック」を買うときの注意点
「マルボティック」はタブレットにアプリをダウンロードして使用する教材ですが、お手持ちのタブレットが対応している機種かどうかを必ずあらかじめご確認くださいね。
なお、対応機種についてはこちらのページから確認ができます。→https://www.marbotic.com/compatibility/
最後に
学習ツールのデジタル化が進んでも、お子さんが小さいうちは実際に形あるものに触れ、五感をフルに働かせて学んでほしいもの。
その点では、マルボティックのような「デジタル+アナログ」の教材は、両方のいいとこ取りという感じで興味深いですね。