ひらがなの読みができるお子さんにオススメのことば遊び~ひらがな積み木(ひらがなカード)を使って

ひらがなを読んだり書いたりできるようになる時期にはかなり個人差がありますが、文字に対する興味や関心を持ち始めるとあとは早いもの。
いろんな所で知っている字を見つけて喜んだり、「この字は何て読むの?」と知りたがったり・・・
あっという間に、読める字がどんどん増えていきます。

ひととおりのひらがなが読めるようになったら、遊びを通してさらに文字や言葉に親しんでいきましょう。
今回は、ひらがな積み木(ひらがなカード)を使ったオススメのことば遊びを3つ、ご紹介します。

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ひらがな積み木(ひらがなカード)を使ったオススメのことば遊び3つ

ひらがな積み木やひらがなカードを使って文字や言葉に親しむ遊びを、3つご紹介します。

使用するひらがな積み木は、いろんな商品が販売されていますが、どんなものでもOKです。


くもん出版 NEW ひらがなつみき 木製 知育玩具 おもちゃ 3歳以上 KUMON

 

ひらがなカードも、どんなものでもOK ですが、フラッシュカードのような大きめのものよりも、手になじむ小さいサイズのものが使いやすいです。
五味太郎 あいうえおカード ([バラエティ])

①ことばをつくろう

ひらがな積み木をばらばらにして並べておきます。
その中から好きな文字を拾い出して、言葉を作ってみましょう。
たくさん作れた人が勝ち!というゲームにすると、盛り上がりますよ。

積み木がたくさんありすぎると探しづらいので、まずはあ・か・さ・た行の20文字で、次に残りの26文字で、などと文字の量を調整して行いましょう。

なかなか言葉が作れない場合は、置いてある積み木の中から言葉を作りやすい文字をひとつ選んで、「”か”ではじまる言葉はないかな?」などと言いながら、”か”とつなげて言葉ができる「さ」「い」「き」などの積み木をさりげなく子どもの近くに移動させ、子どもが「できた!」と言えるようにしてあげましょう。

②文字のならべかえ

「せんたくき」→「きせくたん」など、文字の順序を入れ替えた言葉を見て、もとの言葉が何かを考える遊びです。

例えば、

3文字:めがね、かえる、たんす、うさぎ、はなび、らくだ

4文字:そうじき、にわとり、てぶくろ、あさがお、けしごむ、かいだん

5文字:ひなまつり、ようちえん、ゆうえんち、かぶとむし、こいのぼり

・・・など3文字程度から始めて、上手にできるようなら文字数をどんどん増やしていきましょう。

最初は、ひらがな積み木を実際にあーでもない、こーでもないと並べ替えて考えても良いですが、慣れてきたら、積み木を並べ替えず頭の中だけでやってみましょう。
むずかしいようなら、ヒントとして言葉の最初の文字を教えてあげましょう。

③つなげて作ろう

ひらがな積み木を机の上にばらばらに並べておきます。
じゃんけん等で順番を決め、最初の人が、好きな文字を並べて言葉を作ります。

次の人は好きな文字の積み木を取り、並べられた積み木にタテ・ヨコにつなげて言葉を作っていきます。
どの文字につなげても、語頭・語尾どちらにつなげてもOK。

例えば、最初の人が「とり」という言葉を作ったら、次の人は「けい」「んご」とつなげても、また「は」「く」でもOKです。

順番に文字をつなげて言葉を作っていき、つなげられなくなった人が負けとなります。

難易度をあげる場合は、ひらがな積み木を人数分に分け、自分の手持ちの文字しか使えないというルールにして、先に手持ちの文字を使いきった人が勝ち、というやり方にしても良いですね。

限られた文字を使って言葉を作らなければいけないため、かなりむずかしくなりますし、早く積み木を使い切るためには、なるべく文字数の多い言葉を考える必要がありますね。

この遊びは、今ある文字につなげて言葉をたくさん作ることで、ひとつの事柄からいろいろな方面に思いをめぐらす「拡散的思考力」を養ってくれます。

最後に

お子さんが文字に興味を持ちだしたら、そこからはあっというまに読める字がどんどん増えていきます。
お子さんの”ひらがなブーム”を逃さず、「もじ」や「ことば」で遊ぶ機会をたくさん作ってあげましょう。

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