メモリーゲームで「マッチング」と「神経衰弱ゲーム」プラスアルファを

「マッチング」は、複数のものの中から同じ色や絵などを見つける取組。
私の教室でも、2歳児さんクラスからさまざまな教材をつかって「マッチング」をします。

色や絵を見て「おなじ」を認識すること、また、たくさんある選択肢の中から同じものを見つけることで注意力や観察力をやしなうのが目的です。
今回は、2歳児さんクラスのレッスンで使用している「マッチング」の教材をご紹介します。

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2歳児さんクラスで「マッチング」に使用しているメモリーゲーム4種

マッチングの取組には、同じ絵柄が2枚ずつセットになった「メモリーゲーム」と言われるものを使います。
たくさんの中から同じものを見つけてマッチングする遊びのほか、3歳くらいからは「神経衰弱ゲーム」で記憶力をやしなうのにも使えます。

教室のレッスンでマッチングの取組に使っているメモリーゲームを4つご紹介します。

①Hape アニマルメモリーゲーム

『Hape アニマルメモリーゲーム』は、通常のメモリーゲームのように紙製のカードではなく木製なのが特徴。
手に取りやすいサイズのピース(12ペア・24枚)に、カラフルでとってもかわいい動物のイラストが描かれています。

木製ピースは8mmほどの厚みがあるので手に取ったりめくったりしやすく、1~2歳児さんにはとっても扱いやすいのがポイント。
ちょっとした積み木がわりに積んで遊ぶことも出来ます。


Hape(ハペ) アニマルメモリーゲーム E1012

なお、『Hape アニマルメモリーゲーム』は現在手に入りにくくなっているようなのですが、他に似たような木製のメモリーゲームが、こちらの『プラントイ アニマルメモ』になりますのでご参考まで。


PLANTOYS 4118 アニマルメモ

②ラベンスバーガー テディ・メモリー

メモリーゲームの定番、『テディ・メモリー』は、可愛いクマのカードが12種×2枚入っています。
カードのサイズが立て13.8cmとかなり大きめなのと、紙素材ながらしっかりと厚みがあるので折れたりする心配もなく、小さい子どもにも扱いやすいのが特徴ですが・・・
何よりも、子どものみならずママも心を奪われそうな可愛さが『テディ・メモリー』のいちばんのポイントです。


テディメモリー

 

③Shopping List Memory Game

『Shopping List Memory Game』は、ショッピングリストにのっている商品(絵が描かれたチップ)を見つけてカートに載せていくゲーム。
ショッピングリストは4枚あり、それぞれに8つの商品が描かれています。

こちらは上記の2つのメモリーゲームのようにカード形式ではないので、神経衰弱ゲームとして遊ぶことはできませんが、「おかいもの」という”ごっこあそび”的要素を取り入れて楽しくマッチングの取組ができるところがポイントです。

オーチャードトーイ (ORCHARD TOYS) ショッピングリスト OC191 [並行輸入品]

④Pre-School Lotto Games

『Pre-School Lotto Games』は、6つの絵が描かれたシートの上に、同じ絵のチップをマッチングするゲームです。
こちらもカード形式ではないので神経衰弱ゲームには使えませんが、全部で6枚あるシートに描かれている絵はそれぞれ「どうぶつ(ペット)」「どうぶつ(家畜)」「のりもの」「たべもの」「おもちゃ」などに分かれており、ものの名前をおぼえたり「なかまわけ」(上位概念の理解)にも役に立ちます

最後に

“おなじ“を認識する力や、注意力・観察力をやしなってくれる「マッチング」あそびは、2歳児さんには必須の取り組み。

「マッチング」に使うメモリーゲームは、子どもがみんな大好き!な神経衰弱ゲームに使えるものもあるので、1~2歳から小学生くらいまで長く使えてオススメです。

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