「線対称」に親しむ取り組み。3歳~6歳のレッスンで取り入れている4種。

「線対称な図形」とは、1本の線(対称の軸)で2つに折ったときに両側がぴったり重なる形のこと。

線対称は小学校6年生の算数で習いますが・・・
”算数のお勉強”ではなく”楽しいお遊び”として取り組める幼児期のうちに、自然に「線対称」に親しんでおくことが出来たらすばらしいですね。

そのため教室では年少~年長さんまでのレッスンで「線対称」に親しむ取り組みを行っています。
今回は、レッスンで取り入れている「”線対称”に親しむ取り組み」4種をご紹介します。

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私がレッスンで取り入れている、「線対称」に親しむ取り組み4種

①切り紙

教室では2歳児さんクラスから、「はさみ」を使った取組をはじめます。
2~3歳さんのうちは、「はさみ」を上手に使うことで指先の巧緻性を高め、脳を活性化することが主な目的ですが、年少さんクラス以上では、紙を折って切ることで「線対称な図形」を作っていきます。

このような、切り紙のドリルも使います。


もっとチョキチョキきろう! ぐんぐん脳が育つ知育ドリル / 篠原菊紀 【本】

紙を折ってから切って、「どんな形ができるかな?」と予想しながら、広げた時にできる線対称の図形を楽しみます。

最初は2つ折り(1回折り)からはじめて、4つ折り(2回折り)・6つ折り(3回折り)と、折る回数を増やしていきます。

クリスマスツリー(たて1回折り)

 

らっこ(ななめ1回折り)

年長さんでは折り紙を使って、「こんなふうに折って切ったらどんな形ができるかな?」また逆に、「こんな形を作るには、どんなふうに折って切ったらいいのかな」を考えることで、理解を深めていきます。

※関連記事:「切り紙」で脳の発達を促そう!『ぐんぐん脳が育つ知育ドリル もっとチョキチョキきろう!』

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 ②パターンブロック

知育玩具の定番「パターンブロック」を使って「線対称な図形」を作ります。


パターンブロックP250 ([バラエティ])


お手本の片側にブロックを置き、残り半分に、線対称になるようにブロックを置かせます。

理屈で考えなくても感覚的にバランスよく美しくブロックを置いていくと、おのずと「線対称な図形」に。

何ならお手本を使わず自由に好きな形を作っていったとしても、自然に『シンメトリー(左右対称)』な図形が出来上がることも多いでしょう。

左右対称のバランスのとれた美しさや安定感というものを、何も教えられなくても子どもたちも自然に感じているのでしょうね。

※関連記事:知育玩具の定番「パターンブロック」、2〜6歳さんクラスでの使い方

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③シール貼り

レッスンでは、「線対称な図形」とともに「線対称の位置」の取組も行います。

方眼上にシールを貼った紙を真ん中で折った時に、シールが重なる位置はどこかな?
・・・などと聞いても幼児さんの場合イメージがわきにくいので・・・

方眼の描かれた紙を食パンに見立てて、シールを「ジャム」とします。
「ジャムをつけた食パンを真ん中ではんぶんに折ったら、ジャムはどこにくっつくかな?」と言うと、断然イメージがしやすくなります。

そこで、「ジャムがくっつくところ」にシールを貼らせます。
感覚的に、「折ったところから同じだけ離れたところ」にジャムがくっつくことがわかるかな?

*折ったところのすぐ隣→反対側のすぐ隣にくっつく。
*折ったところから一番遠いところ→反対側の一番遠いところにくっつく。

そのうえで、「真ん中で折ったときにジャムがくっついてできた形」と、「真ん中に鏡を置いて、映してできた形」が同じであることも、実際に鏡に映して確かめてみます。

このようにしてできた形は「線対称な図形」になります。

④鏡を使った図形パズル

 

年長さんでは、模様がかかれた立方体のブロック2個を鏡に映し、付属の見本カードと同じ模様をつくる図形パズルを用いて線対称な図形に親しみます。

最初はみんな適当にブロックを動かしていますが、だんだん、”見本の模様を半分にしたものを作って、鏡に映せばいいんだ”ということに気づき始めます。
問題は”どこで半分にするか”、つまり「対称の軸」がどこか、ということを理解するのが目的です。

※関連記事:線対称の図形に親しむおもちゃ~ゴンゲ社『ミラーゲーム』

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最後に

「線対称な図形」というとなんだかむずかしく感じますが、遊びの延長線上で自然に「線対称な図形」に親しむことができます。
ぜひおうちでも取り組んでみてくださいね。

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