”天才のはじまり”GESTAR(ジスター)はコスパ良!いろいろ使えて長く楽しめる知育玩具。

”天才のはじまり”と名づけられた知育玩具GESTAR(ジスター)は、切り込みの入った丸いパーツ同士をつなぎ合わせて立体物を構成していくことで創造力を伸ばすことができるおもちゃ。
さまざまな使い方ができてコスパの良い知育玩具です。

今回は、似ているおもちゃ「ロンディ」との比較を踏まえた「ジスター」の特徴と、「ジスター」を使った知育あそびをご紹介します。

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GESTAR(ジスター)とロンディをくらべてみました。

「ジスター」と同じような形態の知育玩具といえば、「ロンディ」。

ジスターもロンディも、創造力を働かせて作りたいものを自由に作るという本来の使い方だけでなく、アイデア次第でさまざまな活用ができるオススメの知育玩具です。

※ロンディについての記事はこちら>>>『ロンディ』~創造力をかきたてる立体造形パズル

一見、似たような知育玩具に見えるジスターとロンディですが、実際のところどう違うのか!?というところを手にとって確かめ比較してみました。

ジスターとロンディの比較①大きさ

ロンディは特大(約10cm)・大(約4.5cm)・小(2.5cm)の3のサイズあり、大きさの違うパーツ同士もつなげることが出来るようになっています。

一方ジスターは3.3cmのワンサイズのみ(写真いちばん右がジスター)。ロンディの大と小の中間のサイズで、500円玉より一回り大きい、誤飲しにくい大きさになっています。

ジスターとロンディの比較②色

 

ロンディが赤・青・黄・緑・白の5色なのに対し、ジスターは13色とカラーバリエーションが豊富。
ピンクや薄紫などの中間色が多くて、女子が好みそうなカラーリングになっているのも特徴です。

ジスターとロンディの比較③ピース数

商品が届いた時に、箱を開けて最初に思ったのは「うわ、いっぱい入ってる❗」ということ。
なんと、ジスターは1パッケージに500ピースも入っているのです。

一方ロンディは、大サイズが55ピース、小サイズで170ピース入り。
もちろん、これでもじゅうぶん遊べる量なのですが、ジスターのように500ピースもあれば、家具の隙間に入り込んだりして多少数が減っていってもぜんぜん気にならない程の量。
これならかなりの大作が作れますし、ご兄弟やお友だちといっしょに遊ぶ際にも取り合いでケンカにならずにすむのも嬉しいですよね。

ジスターとロンディの比較④使い心地

ロンディとジスターでいちばん違いを感じたのは、切れ込み同士を噛み合わせる際の感触。
ロンディの場合、切れ込み同士を垂直に合わせさえすればグッとはめ込むことができますが、ジスターの場合はかなり固い❗大人でもけっこうな力を入れないとうまくはまりません。

ロンディとジスターで素材自体に違いがあるのかどうかは分かりませんが、手で持って力を入れてみた時の固さにあきらかに違いがり、ロンディの場合は”しなり”があるのですが、ジスターには”しなり”がまったくない感じです。

ちなみに私の教室では2歳児さんからレッスンにロンディを取り入れているのですが、ジスターの場合、2~3歳児さんがきっちりはめ込むのはちょっと難しそうです。

実際、ロンディの対象年齢が特大サイズは1歳~、大サイズは2歳~、小サイズは3歳~となっているのに対し、ジスターは推奨年齢5歳以上となっています。

 

しかしながら、子どもたちに実際にジスターで作品を作ってもらったところ、この「はめ込みにくさ」が、出来上がった作品の「頑丈さ」「壊れにくさ」につながっていると感じました。
しっかりはめ込みさえすれば、出来上がった作品は何気なく持ち上げたり、多少雑に扱ってもまったく崩れない頑丈さ。

これなら、せっかく作った作品のパーツが取れたり崩れてしまって悲しい思いをすることもなく、作った作品を使って遊ぶこともしやすそう。
年中さん~年長さん以上くらいで、がっつり凝った作品を作って遊びたいお子さんには特にオススメです。

ジスターを使った知育あそび

ジスターはロンディと同様、自由に作品を作って創造力を育てるだけでなく、おままごとの具材やお金に見立てて”ごっこ遊び”に活用する等、工夫しだいで遊びが広がる便利なおもちゃです。
ジスターを使って、知育につながるこんな遊び方はいかがでしょうか!?

サイズ感や形状が「はじめてのひもとおし」にピッタリ!

指先の巧緻性を高め脳を活性化するあそび「ひもとおし」。
ひもとおしの教材にはさまざまなものがありますが、ひもをとおす穴の大きさによっては、2~3歳くらいのお子さんにはちょっと難易度が高すぎてしまう場合もあります。

その点ジスターは、2歳前後のお子さんが”ひもとおし”に初めて取り組むのにピッタリ。真ん中に開いている穴は約7mm程と大きく、ビーズなどのように厚みがないのでカンタンにひもを通すことができます。

小さいお子さんでも”穴が小さすぎてうまくひもが通せない”というストレスがないので、両手をうまく使ってひもを持ち替えて通していく作業を行うことができます。

きまりにしたがってひもを通す「系列」あそび

また、ひもをただ好きなように通すだけではなく、「きまりにしたがって順序よく」行うことで、”さまざまなものの中から「法則」(パターン)を発見し、その「法則」を他の場合に応用してさまざまな課題を解決していく力”につながる、「系列」を意識した遊びに発展させることができます。

あらかじめ『赤・青、赤・青・・・・』や『赤・青・黄、赤・青・黄・・・・』など、規則的な色のくり返しのパターンで見本を作っておき、見本と同じ順番でひもとおしをしていくことで、自然と色の”繰り返し”を意識します。

出来上がったものを見て、繰り返しのパターンの美しさ・面白さを感じることも大切です。
ジスターなら色のバリエーションが豊富なので、お子さんの好きな色で作れるのもうれしいですね!

お子さんの年齢に合わせて『赤・赤・青・青、赤・赤・青、青・・・』や『赤・青・黄・赤、赤・青・黄・赤・・・』『赤・青・赤、赤・青・赤・・・』など、難易度の高いパターンに挑戦してみても良いですね。

おはじき代わりに使って数の概念を学ぶ

子どもが「かず」を理解するには、実際のものを使って数を操作する体験が必須。
生活の中でおやつを分けたり数えたりするなど、数をあつかう場面を意識して作ってあげるのと並行して、おはじきなどを使い数の概念を学ぶことも大事です。

「かず」の概念を教えるときには、おはじきやジスターのように、扱いやすいサイズで数がたくさん揃っているものが便利です(ジスターはおはじきよりもだいぶ大きめですが・・・)。

実際におはじき等を使って数概念の基礎から足し算・引き算、かけ算・割り算の考え方を教える方法については、こちらの記事をご参照くださいね。

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最後に

ジスターは自由な構成あそびで創造力や集中力、巧緻性をやしなうという本来の遊び方以外にも、工夫次第でさまざまな遊びをアレンジできるおもちゃ。
使い方によっては2~3歳児さんから小学生まで長く楽しめ、コスパの高いオススメの知育玩具です!

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