“「あと伸び力」をいま身につける。”をコンセプトにした幼児向けの通信教育、「Z会 幼児コース」。
顧客満足度調査「イード・アワード」の通信教育 幼児部門で、2016年~2018年の3年連続で『教材がよい通信教育』に選ばれています。
数ある幼児向けの通信教育の中でも教材の良さを評価されている「Z会 幼児コース」は、これからの時代にますます必要とされる「学びに向かう力」をやしなうことができる学習内容になっています。
※公式サイトはこちら>>>Z会 幼児コース
「Z会 幼児コース」の教材内容は
「Z会 幼児コース」のメイン教材は、「かんがえるちからワーク」と「ぺあぜっと」の2つになります。
「かんがえるちからワーク」
「かんがえるちからワーク」は、発達段階に応じて、小学校入学までに必要な基礎学力を無理なくやしなうことを目的とした教材。文字・数をはじめ図形、論理、自然科学などの幅広い領域から出題されます。
毎月24~30問とボリュームも少な目で“あえて”与えすぎず、「ぜんぶできた!」という達成感から「もっと学びたい」という意欲を引き出す構成になっています。
「かんがえるちからワーク」で学ぶ学習内容のレベルについて、「もじ」と「かず」の学習内容を各学年ごとにまとめると、以下のとおりになります。
かんがえるちからワーク「もじ」の学習内容
<年少>
・ひらがなの読み(文字読み→単語読み)
・運筆練習→ひらがなのなぞり書き
<年中>
・単語読み→短文読み
・ひらがなのなぞり書き→写し書き
・カタカナの読み
<年長>
・ひらがなのなぞり書き→写し書き→お手本を見ないで書く
・長文読み
・カタカナの読み、なぞり書き
かんがえるちからワーク「かず」の学習内容
<年少>
・1~10のものの数を数える。
・1~10のものの数の多少を比較する。
<年中>
・1~10の数を数える。
・1~10の数字の読み書き
・1~10までの数の多少を比較する。
・5までの数の合成・分解
<年長>
・1~10の数の大小比較をする
・10までの数の合成・分解
・1~50までの数字の順序
・0という数
・10までの数の合成・分解
・たし算・ひき算の基礎
上記を見てわかるとおり、Z会 幼児コース「かんがえるちからワーク」のもじ、かずの学習到達度のレベルは決して高くありません。
そもそも、幼児向け通信教育各社のレベルを比較してみても、「もじ」と「かず」の2分野に関しては、おおむね年少・年中・年長の各学年で目指すレベルに大きな差はありません。
ひらがなのなぞり書きから写し書きに移行する時期や、カタカタが始まるタイミングなどに多少の違いがある程度で、年長さん終了時の到達目標レベルは、どの教材もそれほど変わりはなく、各教材の特色や差別化ポイントは、「もじ」「かず」以外の分野の学習内容に表れるということになります。
「Z会 幼児コース」で言えば、親子で取り組む体験教材「ぺあぜっと」がそれにあたります。
「ぺあぜっと」
「ぺあぜっと」は、Z会が重視する「ことば」「数・形・論理」「自然・環境」「生活・自立」「表現・身体活動」の5つの領域を網羅した“体験型”の教材。
身近なものを使った実験や工作、観察など、親子で実際に手を動かしたり、五感を使った“体験”をとおして、さまざまなものへの興味や好奇心を育むことを目的とした、他の通信教育にはない教材となっています
各学年ごとの「ぺあぜっと」の体験課題は、以下のようになっています。
Z会幼児コース「ぺあぜっと」体験課題<年少>
・「ことば」ことば遊びをとおして語彙を増やし、表現力を豊かに
・「数・形・論理」遊びをとおして数・形に親しむ
・「自然・環境」ふだん見過ごしがちな自然現象の不思議さに目を向け、自然・環境への関心を高める
・「生活・自立」教材をきっかけに、日常生活への関心を高める
・「表現・身体活動」家庭にあるような身近な素材を使い、手を動かして遊ぶ。
・春の花探し、影で遊ぶ、・冬野菜の観察 など
・靴を並べる、おはしの練習、洗濯物をたたむ、テーブルふき など
・食育(夏の野菜でジュース作り、ごはんを炊く)など
・はさみに挑戦、新聞紙で工作、花びらでたたき染め など
Z会幼児コース「ぺあぜっと」体験課題<年中>
・「ことば」ひらがなに関心を持ち、字形を認識する。
・「数・形・論理」身の回りにあるものからいろんなかたちを探す。
・「自然・環境」細部を観察し、新しい発見をすることで自然への関心を高める。
・「生活・自立」自分で作ったものを身近な人に食べてもらう経験をする
・「表現・身体活動」身近な自然を利用し、体を動かして遊ぶ。
・身の回りの三角形探し、角と角を合わせて折る練習、ひもを結ぶ練習 など
・坂の角度で転がる早さは変わる?身近な材料でしゃぼん玉作り、何種類の色水が作れるかな?平面から立体の組み立てを体験、手作りてんびんで重さ比べ など
・食育(パフェ作り、きゅうりの漬物作り等) など
Z会幼児コース「ぺあぜっと」体験課題<年長>
・「ことば」五感を使って観察し、得られた発見や驚きをことばにすることで、伝える力を育む。
・「数・形・論理」 時計の読み方など、小学校の算数につながる内容
・「自然・環境」季節による自然の変化を感じ、感性をみがく。
・「生活・自立」園のリーダーとなる年長さんの1年間の行事を意識する。公共の場で主体的に行動する。
・「表現・身体活動」表現する楽しみを知る。
・連想ゲーム、折り紙で柱作り、対称図形に親しむ など
・パラシュートで空気遊び、水を使った科学遊び など
・お米ができるまでを知る、葉や幹に注目して木を観察 など
・「まち」の工夫や役割を考える、レストランの仕事を模擬体験 など
・お正月遊びを楽しむ、時間感覚を養う、入学式まで何をする? など
・食育(にくのあまずに作り、お弁当作り、おぞうに作り、ちらしずし作り)など
以上のように、「ぺあぜっと」では身近なものを使ったり身の回りの自然や環境に目を向けて、子ども自身が実際に身体や五感を使って体験することにこだわった課題の内容になっています。
「z会 幼児コース」が、これからの時代にますます必要となる”学びに向かう力”を伸ばす理由
2020年の教育改革では、大きく「学校教育」と「大学入試」の2つが変わります。
新しい学習指導要領では、知識の習得が中心だったこれまでの学力から、新しい時代に必要となる「学力の3要素」として、以下の3つを育むことを目指しています。
⚫学びを人生や社会に生かそうとする、学びに向かう力・人間性
⚫未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力
⚫生きて働く知識・技能
また、これらの「学力の3要素」を多面的・総合的に評価するため、従来のセンター試験に代わり「大学入学共通テスト」が導入されます。
『プレジデントファミリー2018春』号の特集「名門校校長アンケート 小学生が今やるべき3つのこと」では、「2020年の教育改革をふまえ、これからの時代に小学生が家庭でやっておくといいことを教えてください」という質問に対し、全国の名門校18校の校長先生の回答が掲載されています。
プレジデントFamily (ファミリー)2018年 4月号 [雑誌]
質問に対する各学校の校長先生からの回答として、以下のような項目があげられていました。
・成功体験をつくり、褒めることにより自己肯定感を高める
・豊かな体験を育む
・直接的な体験で考える力を伸ばす
・多くの失敗を体験する
・朝、自分で起床すること。炊事、洗濯、掃除を一緒にやって、家事が手際よくできるようにして、生活者としての役割を果たせるようにすること
・原体験、すなわち現実の生々しい姿や現象を体験・知覚する機会を増やすこと
・身の回りにある自然を観察し、「なぜ」という疑問があれば親子で調べる
・家事の手伝いをして、自分が責任をもってできることを少しずつ増やす
・知的好奇心を育むこと。興味・関心のあること、やりたいことをトコトンやらせてみる
・子どもの好奇心をかきたてること
子どもの好奇心に対し面倒がらず対応し、一緒に調べ、考える。親自身も好奇心を持続する。
・キャンプや登山、磯遊びや虫取りなどの体験
・自分でできそうなことは自分でやる(親が先まわりしてやらない)
・興味にあることに積極的に取り組み、主体性を育む
※プレジデントFamily (ファミリー)2018年 4月号 [雑誌]【電子書籍】[ プレジデントFamily編集部 ]より抜粋
上記より、2020年の教育改革をふまえ、これからの時代には、ゲームやアニメ、テレビなどのバーチャルな体験ではなく、実際に自分の体を使って、五感で感じる体験が大事だという先生方の思いが見えてきます。
上記のアンケートは”小学生が家庭でやっておくとよいこと”ですが、これはこのまま幼児さんにもあてはまりますね。
自らの体験をとおして得られた「気づき」がさまざまな事柄への興味・関心を産み、さらなる「知りたい」「やってみたい」という意欲につながる、それがすなわち”学びに向かう力”である、ということですね。
これはまさしく、「Z会 幼児コース」のコンセプトと共通しています。
自分で考えたり、手を動かしたりして得られた<発見>によって、知らなかったことがわかるようになるーーー子どもにとってこれほどわくわくすることはありません。
手を動かして体験したことは、染み込むように心に刻まれ、やがて確かな知識になるとともに、新たな<発見>へと向かう強いモチベーションにもなります。
Z会幼児コースでは、DVDなど「やった気になる」バーチャルなものではなく、実際に試して考えるきっかけになるような体験課題を多数ご用意。
新たな<発見>に出会うチャンスがいっぱいです。
Z会 幼児コース 入会案内書より
これからの時代に必要とされる力をのばすのに重要な「実体験」ですが、わざわざZ会の教材を通してでないと実行できないものなのでしょうか?
実際「ぺあぜっと」の課題は、おうちでのお手伝いや身の回りの自然の観察、また新聞紙など身近なものを使った工作や実験など、わざわざお金をかけて通信教材を購入しなくても、できそうなものばかりです。
とは言え、手引きが何もないところからこのような体験をさせる場合、お母さまの思いつくもので、となるとどうしてもジャンルが片寄ったり、お子さんの食いつきが良くなかったり、だんだんネタ切れになってきたり・・・
そもそも「何も思いつかない・・・」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
そういう方にとっては、お子さんにさまざまなジャンルの経験をプレゼントするための「素材」として、「Z会 幼児コース」を活用してみるのも良いと思います!