『プラステン』で”かず”の概念をやしなう遊び方5つ

知育玩具の定番「プラステン」は、5本の棒に、5色×10個・計50個のリングを通して遊ぶおもちゃ。


プラステン

リングを指先でつまんで棒に通していく動きは、指先の巧緻性を高め集中力をやしなってくれます。
また棒に通すだけでなく、付属のひもで「ひもとおし」をしたり、同じく付属のサイコロを使ってゲームをしたり・・・
想像力を働かせて様々な遊びを展開することができる、とっても優れたおもちゃなのです。

遊び方は無限大な『プラステン』ですが、いちばんの知育的効果はやはり”かず”を”量”として捉えることができる点。
そこで今回は『プラステン』を使って”かず”の概念を身につける遊び方を5つ、ご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

 

”かず”の概念を身につける『プラステン』の遊び方5つ

 

 ①数えてみよう→ぜんぶでいくつ?

計数、基数性の理解、数の量感をつかむ

『プラステン』には各色10個ずつのリングが付属しており、1本の棒には10個のリングが通せるようになっています。
リングを「いち、にー、さん・・・」と数えながら棒に通していき、通し終わったら「ぜんぶでいくつ?」と聞いてみましょう。
1つのものに1つの数詞をあてはめて数える、正しい計数の練習です。
単に数字を記号として呪文のように唱えている状態から、かず=量として捉えることにつながります。

また正しく数えられていても、「ぜんぶでいくつだった?」と聞くと答えられない場合もあります。
(「ぜんぶでいくつ?」がわかる=基数性の理解・・・ものの数を数えて、最後に言った数がそのかたまりの量だということがわかる)
わからない時は「ぜんぶで5だったね」などと教えてあげましょう。
また数えるリングの数は、お子さんが理解している数の範囲によって調整しましょう。

②5までの数の理解

1~5までの数(数字)と、リングの数(=量)をマッチング

5色のリングを色別に1個~5個用意し、数の少ないものから順に棒に通して1~5の列を作ります。
棒に通す時は、上記①の「数えてみよう」のように声に出して数えながら通し、通し終わったら「ぜんぶでいくつ?」と確かめましょう。
1~5まで通し終わったものを見ると、1よりも2、2よりも3が多い、というように、リングの高さがだんだん高くなっているのがわかります。

また、リングと同じ色のラベルシールに、通すリングの数を書いて棒の下の部分に貼ってあげると、リングを通すときの手掛かりになりますし、1~5までの数字と量の関係を認識する取組になります。

③あといくつで5?

「5の補数」

上記②「5までの数の理解」で作った1~5の列を使って、「あといくつで5になるかな?」を考えます。
全部の列が5と同じ高さになるように、違う色のリングを足していきます。
いくつ足したら5になったかな?足したリングの数が「5の補数」になります。

④どっちが多い?

数の多少の比較

色の違うリングの数をくらべます。
たとえば赤のリングと青のリングをくらべる場合、まず赤のリングを棒に通し、その隣の棒に青のリングを通します。
高いほうが、数が多いことがわかります。

このように、「数の多少」を比較するにはキレイに並べてみる(赤と青のリングを1つずつ結び付ける=1対1対応)ことでわかる、ということを理解させましょう。

⑤”ちがい”はいくつ?

”差”の理解

「どっちが多い?」がわかったら、「どっちが”いくつ”多い?」を考えてみましょう。
2つのリングの列をくらべて、”余っている”(もしくは”足りない”)リングの数が、2色のリングの数の「ちがい(差)」であり、「”いくつ”多い」の”いくつ”にあたります。

子どもにとって、数の「ちがい(差)」という目に見えない抽象的なものはたいへんむずかしい概念です。
ですので、目に見えない数の「違い(差)」という抽象的なものを、”リングの高さの違い”という目に見えるもので具体的に体感させてあげましょう。

最後に

「かず」の基礎の概念を身につけるだけでもざっとこれだけの遊び方ができる『プラステン』。
お値段はおもちゃとしては少々お高めですが、1歳から使え、年齢が上がるにつれて遊び方も広がっていくので、コストパフォーマンスは高いですよね。

プラステン

関連記事:『プラステン』よりも小さい子向け。赤ちゃん~1・2歳さん向け「棒さし」的おもちゃ

おうちで知育

穴のあいたリングを指先でつまんで棒にとおすおもちゃは、指先の巧緻性を高め集中力をやしなってくれるだけでなく、色」や「数」…

data-matched-content-ui-type="image_card_sidebyside"