【おうち知育のヒント】その他

Hape(ハペ)社イベントで聞いたよ!赤ちゃんの遊び・おもちゃの与え方で大事なこと。

幼児教育先進国ドイツ生まれの世界最大級の木製玩具メーカー、Hape (ハペ)。
教室でも、2歳児さんクラスのレッスンを中心にHape (ハペ)社のおもちゃを使用しています。

そんなHape(ハペ)社が関西エリアで初めて開催するという、『ハペ お披露目会&第1回ファンミーティング』なるイベントに参加してまいりました。

このイベントではHape(ハペ)社のおもちゃ80点以上に実際に触れることができるというのも魅力だったのですが、私のお目当ては会場にて同時に開催される、記念セミナー『ドイツの遊びの伝統と子どもの育ち』。

このセミナーで、子ども(主に赤ちゃん)の遊びや、赤ちゃんへのおもちゃの与えかたで大事なことについてお話を伺うことができましたので、こちらに記しておこうと思います。

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記念セミナー『ドイツの遊びの伝統と子どもの育ち』

記念セミナー講師は、子どもと育ち総合研究所 所長 宮野亮さん。
子どもと育ち総合研究所とは、「おもちゃコーディネーター」「ピラミッドメソッド幼児教育法」講座の開催・運営を行っている一般社団法人です。(※子どもと育ち総合研究所ホームページ http://www.play-dev.jp)

約30分のセミナーの前段では、ドイツの木製玩具の歴史や、すぐれた玩具が生まれた背景などについてお話がありました。
今回の記事では、セミナー後段で伺った、子どもの遊びやおもちゃの与えかたで大切なことについてご紹介したいと思います。

 

子どもの遊びで大切なこと

物をつかめるようになったばかりの赤ちゃんから、小学生はもちろん中高生や大人まで、どの年齢においても、遊びで大切なのは「楽しい」と感じること。

成長につれて、子どもが楽しいと感じることは、年齢によって変わる。

 

⚫3~13ヶ月 動作・行動・体験

動作が楽しい。持つ、手放す、入れる、出す、動かす、転がす、歩く、鳴る、鳴らす・・・

⚫2~7歳 具体的・表現

自分でやることで、気づく・分かる・考えることが楽しい

⚫10~20歳 抽象

やらなくても分かる、考え付く、想像できる

 

「楽しい」と感じる事柄の最初は「動作」。
具体的には、何かを持つ、手放す、入れる、出す、動かす、転がす等。

ブロックをひたすら箱から出したり、逆にひたすら入れたり・・・
大人からしたらあたりまえの普通の動作が、この時期の赤ちゃんにとっては楽しいと感じられる。
ただ、おもちゃを握ってじっとしているだけのように見えても、赤ちゃんは「持つ」という動作それ自体を楽しんでいる。

子どもがこれらの動作によって「楽しい」と感じていると大人が理解することで、子どもが「楽しい」と感じている気持ちを受け止め、共感してあげることができる。
その上で、「よくできたね!」「すごいね!」と認めてあげることが、自己肯定感を育む。

※なお、ブロックの高さを揃えたりなど、考えて遊ぶのは2歳くらいから。
子どもの発達段階に合った遊び方をさせてあげるのが大切。

※また、おもちゃに記載されている対象年齢は絶対ではない。子どもによって同じ月齢でも発達のしかたは違う。また、同じおもちゃでも与え方・遊ばせ方によって発達段階に合わせることができる。

例えば、積み木など個数が多くセットになっているものは、ぜんぶ出さずにちょうどいい個数だけを出して与えてあげる。(最初は8個くらい→徐々に増やしていく。)

 

正しいおもちゃの与え方

子どもが自分で遊びたいものを選べるようにする。

→子どもが最近よく遊んでいるもの、興味がありそうなもの、親があそんでほしいものを2つか3つチョイスして、子どもの目につくところに出しておく。

(3歳までの子どもにとって、見えないものは無いものと同じなので、かならず見えるところに出しておく。)

遊ぶおもちゃを子どもが自分で選択できるようにすることが大事。その年齢なりに自分で選ぶという経験が、その後の人生で必要な「決める力」をはぐくむことにつながる。

なお、子どもが今どんなものに興味があるかを知るには、子どもをよく観察することが必要。

子どもが遊んでいるところの写真をスマホで撮っておくことで情報が整理しやすく、また時間がたってからも「あのときはこんなふうに遊んでたんだ~」と成長を実感できる。

 

子どもに「ちょうどいい」遊びを与える

子どもがおもちゃ等で遊んでいて、うまくできなくて癇癪(かんしゃく)を起こす場合、その遊びが子どもにとって難しすぎる、量が多すぎる、飽きている のいずれかであることが考えられる。

→子どもの今の発達段階に合うよう、難易度や量を調整してあげることが必要。

※できないこと、難しいことに過度に取り組むよりも、「できることを繰り返す」ことが大事。

できることを沢山させてあげることで、できなかったことができるようになる。

 

最後に

子どもの遊びでいちばん大切なのは、「楽しい」と感じられること。

そのためには、

今の子どもはどんなことが「楽しい」と感じる段階にいるのかを知ること

子どもをよく観察して、何に興味を持っているか、また難しさや量がちょうどいいかどうかをしっかり見極めること

「楽しい」という気持ちを共有し認めてあげること

これらのことが大事。

子どもにおもちゃを与えるとき、子どもの能力をのばしたい!という気持ちからついつい難しい課題を与えてでしまったりしがちですが・・・

「できることを繰り返す」ことで、できないことができるようになる、というポイントを忘れないようにしたいものです。

※レッスンで使っているHape(ハペ)社のおもちゃは、以下の記事で紹介しています。

『プラステン』よりも小さい子向け。赤ちゃん~1・2歳さん向け「棒さし」的おもちゃ

メモリーゲームで「マッチング」と「神経衰弱ゲーム」プラスアルファを

巧緻性を高める「ひもとおし」は、“系列”も意識して

 

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