【今週のレッスン】5~6歳さんクラス③

5~6歳児さんクラスのレッスン内容の一部をご紹介します。

※教室専用の教材は、市販のものに置きかえてご紹介しています。

おうちでの取り組みの参考にしてみてくださいね!

5~6歳さんレッスン③『もじ・ことば』

マジカルバナナ(連想ゲーム)

マジカルバナナとは、ひとつの言葉から連想されるものをどんどん言っていく「連想ゲーム」を、リズムにのってテンポよく行うことでゲーム性を持たせた遊び。

「マジカルバナナ♪”バナナ”といったら”黄色”」
→「”黄色”と言ったら信号」
→「”信号”と言ったら”車”」
→「”車”と言ったら”走る”」
→「“走る”と言ったら“リレー”」
・・・・・・

・・・など

前の人が言った言葉から連想されるものを、リズムに合わせてテンポよく答えます。

次の人も同じように、前の人が言った言葉から連想されるものを言います。
この繰り返しで、誰かがアウトとなるまで続けます。

あるものの名前(名詞)から、そのものをあらわす「ようすことば(形容詞、擬音など)」を言う、もしくは「ようすことば」から、思い浮かぶものの名前(名詞)を言う連想ゲームは、ひとつの言葉からいろんな方向に思いをめぐらす能力、すなわち『拡散的思考力』をやしなうトレーニングになります。

また連想ゲームは、お子さんが知らない「ようすことば」に触れる機会として、ようすことばの語彙を増やすことにもつながります。

りんこ
お子さんが知らないような難しいことばもどんどん使ってやってみましょう。

取り組みのねらい

いろんな方向に思いをめぐらす能力(拡散的思考力)をやしなう

・たくさんの「ようすことば」に触れ、「ようすことば」の語彙を増やす

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5~6歳さんレッスン③『かず』

たしざんの立式(ふえるといくつ)

「ふえるといくつ」(増加)の問題から足し算の式を立式します。

3人の子どもがあそんでいました。あとから2人きました。ぜんぶでなん人でしょう。

答えが分からない場合は、百玉そろばんで玉を入れて確かめてみます。

「今のお話を足し算の式にあらわすと、どうなるかな?」→3+2=5

足し算の意味を理解することで「計算問題は解けても文章題になると足し算か引き算かわからない」という状態をなくすのがねらいです。

 


算数大すきドリル ((たしざん・ひきざん)100玉そろばん)

取り組みのねらい

足し算(増加)の意味を理解する。

5~6歳さんレッスン③『ずけい』

切り紙(2つ折り)

おりがみをはんぶんにおって、うえのようなかたちにきりぬきました。
おりがみをひらくと、したのどのかたちができますか。
せんむすびしてください。

2つ折りの場合、選択肢の中から選ぶのはすぐにわかると思いますので・・・

下半分の、切り抜いた後の形だけを見せ、2つ折りにした紙をどのように切ればこの形になるかを考えて、実際に折り紙でやらせてみましょう。

りんこ
ちゃんと「ましかく」や「ながしかく」など、思った通りの形ができたかな?

問題の形以外にも、自分の好きなかたちを作らせてみましょう。

2つ折りにした折り紙を切り開くことでできる線対称な図形に親しむ取り組みです。

取り組みのねらい

・線対称な図形に親しむ

まとめ

5~6歳さんレッスン③ 『もじ・ことば』 マジカルバナナ(連想ゲーム)

<ねらい>
・いろんな方向に思いをめぐらす拡散的思考力
・ようすことばの語彙

5~6歳さんレッスン③ 『かず』 たしざんの立式(ふえるといくつ)

<ねらい>
・足し算の意味(増加)の理解

5~6歳さんレッスン③ 『ずけい』  切り紙(2つ折り)

<ねらい>
・線対称な図形に親しむ