1~2歳児さんクラスのレッスン内容の一部をご紹介します。
※教室専用の教材は、市販のものに置きかえてご紹介しています。
おうちでの取り組みの参考にしてみてくださいね!
1~2歳さんレッスン➄『もじ・ことば』
絵パズル(2ピース)※どうぶつ
2分割の絵合わせパズルを用いた取組。
もののなまえの語彙を増やしていく他にも、さまざまな知育的効果があります。
2分割のうちの片方のピースを見せて、「これは何かな?」と聞いてみましょう。
あるものの一部を見て、全体を類推する力をやしないます。
何の一部かがわかったら、2つのピースを合わせて絵を完成させましょう。
ピースの片方を持ちあげて、うまく凸凹を合わせないといけないので、かなり指先の調整能力が必要になります。
うまくできたら、複数のペアをバラバラにして渡し、ペアを見つけてパズルを完成させる取組を行いましょう。
たくさんの選択肢の中から、目当てのものを見つける注意力・観察力がやしなわれます。
取り組みのねらい
・もののなまえ(名詞)の語彙をふやす
・一部を見て全体を類推する力をやしなう
・パズルを上手くはめ込む指先調整能力をやしなう
・目当てのカードを見つける注意力・観察力をやしなう
1~2歳さんレッスン➄『かず』
マークとおはじきの一対一対応
トランプのマークとおはじきをマッチングする取り組み。
トランプのカードと同じ数のおはじきを渡し、1つずつ数を数えながら乗せていきます。
1つのマークに1つずつおはじきを置くことで、数概念の基本「1対1対応」(1つのものに1つを正しく割り当てる)を行います。
正しく数を数えるには、1つのモノに対し、数詞(いち、に、さん・・・)1つを当てはめることが必要。
おはじきを置きながら、数を「いーち、にー、さん・・・」と数えることで計数の練習になります。
また、おはじきが余ったり足りなくなったりすることなくぴったり置けるということは、おはじきの数とマークの数が同じだということ。
違うモノであっても、また並び方などにより見た目の量感は違っても、数が「おなじ」であることを理解します。
取り組みのねらい
・「1対1対応」で正しく数える
・「違うもので同じ数」を理解する
1~2歳さんレッスン➄『ずけい』
コップかさね(大小の比較)
コップかさねを上に積む取り組みをとおして「大小の比較」を行います。
はじめは2個のコップで、大きいコップの上に小さいコップを乗せて積む、というのをやって見せてから、子どもにもやってもらいます。
うまくできたら、コップを3個に増やしてやってみましょう。
むずかしいようなら「いちばん大きいのはどれ?」と聞いて選ばせ、残りの2個のうち大きい方を選ばせて、いちばん大きいコップの上に乗せるよう促してみましょう。
コップを積む取り組みを通して、自然に「どっちが大きい?」(2つの比較)や「いちばん大きいのはどれ?」(3個~の比較)を行うことになります。
取り組みのねらい
・大小の比較/どっちが大きい?(2つの比較)、いちばん大きいのはどれ?(3個~の比較)
まとめ
1~2歳さんレッスン➄『もじ・ことば』 絵パズル(2ピース)※どうぶつ
<ねらい>
・もののなまえ(名詞)の語彙
・一部を見て全体を類推する力
・パズルを上手くはめ込む指先調整能力
・目当てのカードを見つける注意力・観察力
<ねらい>
・「1対1対応」で正しく数える
・「違うもので同じ数」の理解
1~2歳さんレッスン➄『ずけい』 コップかさね(大小の比較)
<ねらい>
・大小の比較/どっちが大きい?(2つの比較)、いちばん大きいのはどれ?(3個~の比較)