2~3歳児さんクラスのレッスン内容の一部をご紹介します。
※教室専用の教材は、市販のものに置きかえてご紹介しています。
おうちでの取り組みの参考にしてみてくださいね!
2~3歳さんレッスン③『もじ・ことば』
ひらがなパズル(あ・か行)
ひらがなの形のパズルを用います。
ピースの下には、該当する文字からはじまる言葉とイラストが描かれています。
あらかじめ、あ行・か行のみをはめておき、「あ・い・う・え・お」「か・き・く・け・こ」と読みながら指し示します。
その後「”あ”は、あひるの”あ”」「”い”は、いぬの”い”」などと、ピースの下に描かれているものの名前を言いながらピースを外していき、すべて外したら、ピースをもとの位置にはめさせます。
その際に「”あ”はあひるの”あ”だね」とイラストを手がかりに見つけさせ、ピースをはめる時に再度「あひるの”あ”」と声かけをして、文字を意識させます。
ひらがな(文字)に親しみ、興味を持たせることがねらいです。
取り組みのねらい
・小さなピースをつまんではめ込むことで、指先の巧緻性をやしなう
・たくさんの中から目当ての絵を見つける(注意力・観察力)
・ものの名前を認識する。語彙を増やす。
・ひらがな(文字)に親しみ、興味を持つ。
木製知育パズル ひらがな (やさしいぬくもりが伝わる木製パズルシリーズ)
2~3歳さんレッスン③『かず』
「同じ数」のマッチング
違う絵で同じ数のカードをマッチングする取り組みをとおして、絵が違っていても、同じ数の固まりであることを理解させます。
※ここでは、ダイソーのかずカードを使用しています。
1~5くらいまでの数で行います。
まずはいちごのカードを見せて、いちごがいくつあるかを聞いてみましょう。
ぱっとわからない場合は、絵に指を当てながら1つずつ数えます。(モノと数を1つずつ対応させる「1対1対応」)
数え終わったら「全部でいくつ?」と聞いてみましょう。(1つずつ数えて、最後に言った数がそのまとまりの量を表している・・・基数性の理解)
次に、ちょうちょの絵のカード(1~5)をばらばらにして置き、いちごのカード(1)を示して、「これと同じかずのちょうちょはどれかな?」と発問します。
見つけられたら、「そうだね。どっちも1だね。」と声掛けをしましょう。
同様に、5まで行います。
取り組みのねらい
・正しく数える(モノと数詞の1対1対応)
・基数性の理解(「ぜんぶでいくつ」がわかる)
・「違う絵で同じ数」のものがわかる(数を量としてとらえる)
上の写真では、ダイソーのかずカードを使用していますが・・・
※5種の絵柄(いちご、ちょうちょ、積み木、ドット)各1~10まで
以下のような商品もあります。
こぐま会 かずカード ※4種の絵柄(花、りんご、くま、子ども)各1~12まで
2~3歳さんレッスン③『ずけい』
図形のマッチング
原寸大のお手本の上に、パズルのピースをマッチングします。
色の手がかりはなく、形のみでのマッチングになります。
基本図形(まる、さんかく、しかく)のほかにも六角形や台形もマッチングします。
取組のねらい
・パズルの形を手がかりに、同じものを見つける。(形の認識)
・形の向きを合わせてマッチングする。
まとめ
<ねらい>
・指先の巧緻性をやしなう
・目当ての絵を見つける(注意力・観察力)
・ものの名前の認識。語彙を増やす。
・ひらがな(文字)に親しみ、興味を持つ
2~3歳さんレッスン③『かず』「同じ数」のマッチング
<ねらい>
・モノと数詞の1対1対応
・「ぜんぶでいくつ」がわかる
・数を量としてとらえる
2~3歳さんレッスン③『ずけい』 平面図形マッチング
<ねらい>
・同じ形を見つける(形の認識)
・形の向きを合わせる